リバプールは28日、トッテナムからアイルランド代表FWロビー・キーンを獲得した。
契約期間は4年間で、移籍金は1900万ポンド(約41億円)。
また、契約にはキーンの活躍次第で移籍金に130万ポンド(約2億7000万円)が上乗せされる。
昨季、トッテナムでチーム最多の15得点を挙げたキーンは、6年間在籍したトッテナムに感謝の言葉を贈った。
そして、移籍を容認してくれたトッテナムのダニエル・レビー会長にも感謝していると語った。
「会長には心から感謝している。リバプールに入ることは、私の生涯の夢だった。そのことを会長は理解し、実現させてくれた。」
火曜日, 7月 29, 2008
ロビー・キーン「リバプールに入ることは生涯の夢だった」
雷雨で中止、アルゼンチンに0-1で敗戦
北京五輪サッカー日本代表の壮行試合、対アルゼンチン戦(19:00国立競技場)は0-1でアルゼンチンがリードしていた後半39分、雷雨が強まったためいったん中断。
その後、中止が宣告された。
雷雨のため審判が試合中止を宣告するのは珍しい。
リケルメ、リヴァプール所属のマスチェラーノのオーバーエイジ組も試合中止までフル出場だった。
アントラーズの内田も終始いい動きだった。
日曜日, 7月 06, 2008
火曜日, 7月 01, 2008
決勝:ドイツvsスペイン
6月29日(日)日本時間27:35~
ドイツ 0-1 スペイン
EURO 2008は29日、オーストリアのウィーンで決勝を行い、スペインがフェルナンド・トーレスの決勝点でドイツを下し、44年ぶりにUEFA欧州選手権で優勝した。
トーレスが決勝点
エルンスト・ハッペル・シュタディオンでの一戦は、スペインが33分のトーレスのゴールで先制。
その後の再三のチャンスは生かせなかったが、その後はドイツの反撃を許さず、自国開催で優勝した1964年以来、通算2度目の欧州王者に輝いた。
ドイツは4度目の優勝を狙ったが、スペインの鮮やかなサッカーに対抗できなかった。
バラックが先発出場
大一番に臨む両チームの先発メンバーは、予想通りになった。
試合前、最大の関心を呼んだのは、ふくらはぎを負傷していたドイツのバラックだったが、31歳の主将は無事に先発出場した。
そしてフリンクスがロルフェスに代わり守備的MFとして先発。
フォーメーションは準々決勝のポルトガル戦で機能した4-2-3-1を引き続き採用。
スペインは、4ゴールで今大会の得点王に輝いたビジャが負傷欠場。
ルイス・アラゴネス監督は試合前、2トップの可能性も示唆していたが、最終的にはセスク・ファブレガスを中盤に起用し、
準決勝のロシア戦と同じ4-1-4-1のフォーメーションで臨んできた。
試合は、24年ぶりの決勝に進出したスペインのキックオフで始まった。
開始後10分はドイツ優勢
試合前の予想では、今大会素晴らしい攻撃サッカーを披露してきたスペインが優勢という見方が多かったが、序盤はドイツがやや優勢に試合を進める。
4分には、セルヒオ・ラモスのミスから、クローゼがゴールに迫りそうなった。
その後も、ヒツルスペルガーがミドルを放つなど、左サイドを中心に攻撃を展開した。
しかし最初に慌てたGKは、ドイツのGKレーマンだった。
あと一歩でオウンゴール
14 分、ペナルティエリアの左でスルーパスを受けたイニエスタが、DFをかわして中央にボールを入れた。
ドイツのDFメッツェルダーはこれをカットしようとしたが、ボールは後方のゴールへ飛んだ。
レーマンは素早い反応を見せ、あと一歩でオウンゴールになりそうになったボールをはじき出した。
スペインが持ち味発揮
徐々にリズムを取り戻していったスペインは、23分にチャンスを迎える。
セルヒオ・ラモスが右サイドからクロスを入れると、トーレスが打点の高いヘディングを放った。
しかし、ボールはゴールの左ポストを直撃し、先制点にはならない。
対するドイツも、その2分後にバラックがペナルティーエリア内でシュートを放つが、主導権はその後もスペインが握り続けていた。
鮮やかな先制点
それまでも、ドイツ最終ラインの裏を狙い続けていたトーレス。
そして33分、中央のシャビがリバプールのストライカーへスルーパスを送った。
ドイツの左SBラームが先に追いついたが、トーレスは強靭な身体能力で競り勝つ。
右足で浮き球のシュートを放つと、ボールは前進するレーマンの横を抜けて、ゴール左に転がり込んだ。
選手交代
後半に入ってもスペインの優勢は変わらなかった。
50分すぎには、シャビ、シルバがゴール左に惜しくも外れるシュートを連続して放った。
その直後には、トーレスが先制点と同じようなコンビネーションから追加点に迫る。
ドイツのヨアヒム・レブ監督はこの状況を打開すべく、守備的MFヒッケルスベルガーに代えてFWクラニイを投入。
クローゼとの2トップを組ませ、同点ゴールを狙うと、60分にはバラックがゴール左に惜しくも外れるシュートを放った。
だがスペインも隙をうかがいながら、67 分にはセルヒオ・ラモスがFKからフリーのヘディングを放ち、イニエスタも連続して追加点を狙った。
だが、ドイツのレーマンがゴールを守り、追加点を与えない。
歓喜の優勝
今大会、攻撃だけでなく守備にも成長を見せるスペインは、中盤からのプレスでドイツにチャンスを作らせない。
さらに80分すぎには、攻撃参加した守備的MFセナが絶好の追加点のチャンスをつかんだ。
優勝に華を添えるゴールは生まれなかったが、その後、試合終了を告げる主審の笛が鳴り響くと、44年ぶりに欧州王者に君臨したスペインの選手たちの歓喜が爆発した。
ドイツ
1 イェンス・レーマン
3 アルネ・フリードリヒ
7 バスティアン・シュバインシュタイガー
8 トルステン・フリンクス
11 ミロスラフ・クローゼ79
13 ミヒャエル・バラック
15 トーマス・ヒツルスペルガー58
16 フィリップ・ラーム46
17 ペル・メルテザッカー
20 ルーカス・ポドルスキ
21 クリストフ・メッツェルダー
控え選手
12 ロベルト・エンケ
23 レネ・アドラー
2 マルセル・ヤンセン46
4 クレメンス・フリッツ
5 ハイコ・ベスターマン
6 シモン・ロルフェス
9 マリオ・ゴメス79
10 オリバー・ノイビル
14 ピオトル・トロショフスキ
18 ティム・ボロウスキ
19 ダビト・オドンコー
22 ケビン・クラニイ58
監督: ヨアヒム・レブ
スペイン
1 イケル・カシージャス
4 カルロス・マルチェナ
5 カルレス・プジョール
6 アンドレス・イニエスタ
8 シャビ・エルナンデス
9 フェルナンド・トーレス78
10 セスク・ファブレガス63
11 ホアン・カプデビラ
15 セルヒオ・ラモス
19 マルコス・セナ
21 ダビド・シルバ66
控え選手
13 アンドレス・パロプ
23 ペペ・レイナ
2 ラウール・アルビオル
3 フェルナンド・ナバーロ
7 ダビド・ビジャ
12 サンティ・カソルラ66
14 シャビ・アロンソ63
16 セルヒオ・ガルシア
17 ダニエル・グイサ78
18 アルバロ・アルベロア
20 フアニート・グティエレス
22 ルベン・デ・ラ・レド
監督: ルイス・アラゴネス