水曜日, 9月 16, 2009

W杯欧州予選:イングランドとスペインが本戦出場を決定






イングランド、本大会切符!/W杯欧州予選
2009年9月11日(金) 7時52分 サンケイスポーツ

 サッカー・南アW杯大陸別最終予選(9日、ロンドンほか)圧倒的強さでW杯切符! 欧州予選6組のイングランドがクロアチアに5?1で圧勝。8戦全勝で2試合を残して同組1位を決め、4大会連続13度目の本大会出場を果たした。同5組で昨年の欧州選手権覇者のスペインも8戦全勝で、9大会連続13度目の出場。南米予選ではディエゴ・マラドーナ監督(48)率いるアルゼンチンがパラグアイに0?1で敗戦。パラグアイが4大会連続8度目の出場を決め、アルゼンチンは自動的な出場権獲得がなくなる5位に後退した。

 聖地ウェンブリー・スタジアムで、「スリー・ライオンズ」(イングランド代表の愛称)が圧勝劇でW杯切符を奪った。2年前の欧州選手権予選でどん底の屈辱を味わった同じ場所で、同じクロアチア相手に5発の大爆勝。完全復活の雄姿を、熱狂する8万7000超の大観衆に披露した。

 「われわれは勝つためにプレーする。なぜならわれわれはイングランドだからだ」。今予選を無傷の8連勝。就任18試合目でチームを約束の舞台へ導いたファビオ・カペロ監督(63)は試合後、めったに見せない笑みを満面に浮かべた。

 圧巻ショーの幕開けは前半7分、MFランパードの先制PKからだ。チーム全体で粘り強くボールを追い続け、同18分にはジェラードが頭で追加弾。2人は後半も1点ずつを加え、最後はFWルーニーが今予選9発目となるダメ押しゴールで締めた。相手のビリッチ監督も「これは敗戦じゃない。辱めだ。このパフォーマンスならイングランドは絶対、W杯で優勝する。絶対だ!」と脱帽だった。

 07年11月の欧州選手権予選、イングランドはこのピッチ上でクロアチアに同予選2敗目を喫し、24年ぶりの本大会出場を逃す悪夢に崩れ落ちた。その翌月に同国史上2人目の外国人監督として就任したイタリア人指揮官がチームを立て直した。試合終盤に投入されたMFベッカムは、「彼のおかげで、再び自分たちを信じられるようになったんだ」と感謝の言葉を口にした。

 「自分たちが最終的に求めている場所には、まだ到達していない」とDFテリー主将。地元開催した66年大会以来44年ぶりのW杯制覇へ、アフリカ最南端の地での戦いに思いをはせた。



England:
Green
Johnson
Terry
Upson
Ashley Cole
Lennon (Beckham 80)
Barry
Lampard
Gerrard (Milner 81)
Rooney
Heskey (Defoe 60)

Subs Not Used: Foster, Brown, Bridge, Crouch.

Booked: Terry.

Goals:Lampard 8 pen, Gerrard 18, Lampard 59, Gerrard 66, Rooney 77.

Att: 87,319

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