火曜日, 6月 08, 2010

ファーディナンド、じん帯負傷でW杯絶望 ジェラードが主将引き継ぐ

ファーディナンド、じん帯負傷でW杯絶望 ジェラードが主将引き継ぐ
2010年6月5日(土) 14時11分 ISM

 現地時間4日(以下現地時間)、2010年W杯に出場するイングランド代表に衝撃が走った。DFリオ・ファーディナンドが左ひざのじん帯を傷め、大会参加が臨めなくなったという。これにより、ファビオ・カペッロ監督は急遽DFマイケル・ドーソンを招集。MFスティーヴン・ジェラードがファーディナンドからキャプテンを引き継ぐことになった。ロイター通信が報じている。

 すでに南アフリカ入りしているイングランドはこの日、初めて本格的な練習を行なったが、その際ファーディナンドが負傷。カペッロ監督は「非常に悪いニュースだ。選手全員が大変ショックを受けている。リオ(ファーディナンド)にとっても辛いことだろう」とコメント。ただでさえ主力に故障を抱えるチームが、代表78キャップを数える31歳のベテランセンターバックまで失うこととなり、カペッロ監督はプランの練り直しを迫られることになりそうだ。

 守備陣では、リドリー・キング、ジェイミー・キャラガーのいずれかがジョン・テリーと組むことになりそうだが、キングはまだひざのケガが癒えず、キャラガーも敏捷性に欠けており、ベストチョイスとは言い難い。さらにテリーも背中など複数箇所に問題を抱えており、カペッロ監督の悩みは尽きない。

ベニテス監督がリバプールを正式に退団「何よりも悲しい」


ベニテス監督がリバプールを正式に退団「何よりも悲しい」
2010年6月4日(金) 12時8分 スポーツナビ

 リバプールは3日、公式サイト上でスペイン人のラフェエル・ベニテス監督の退団が決定したことを発表した。ベニテス監督については、2日に財政難から来シーズンに向けた補強資金がねん出できないクラブの現状に憤慨していることが伝えられたばかりだった。

「この度、ラファエル・ベニテス監督はリバプールの監督を退任することとなった。われわれは、彼がこの6年間でクラブにもたらしてくれた多くの栄光に対し、心から感謝の気持ちを述べるとともに、今後のさらなる活躍を心から祈っている。クラブはこれから新しい監督を探すこととなるが、詳細については、就任が正式に決定した時点で明らかにされる予定だ」

 また、同クラブのマーティン・ブロートン会長は、ベニテス監督への感謝の気持ちを表すとともに、今回の決定が両者にとって最良の選択であったことを強調した。

「04−05シーズンにチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルをクラブにもたらしてくれた“ラファ”(ベニテス監督の愛称)の名は、リバプールの歴史に永遠に刻み込まれるだろう。しかしながら、不本意な結果に終わった今シーズンを振り返り、クラブは新たな局面を迎える時期に差し掛かっていることで両者は一致した」

 一方、ベニテス監督も以下の声明を出し、クラブやサポーターへの感謝の気持ちを伝えた。
「リバプールを去るのは、わたしにとって何よりも悲しいことだ。クラブ関係者をはじめ、絶えず努力を惜しまずにわたしに付いてきてくれた選手たちには、心から感謝の言葉を送りたい。ここで過ごした日々は、いつまでもわたしの心の中で生き続けることだろう。

 チームが苦境に陥った時は、いつでもサポーターが大きな応援でわれわれを後押ししてくれた。リバプールというクラブからもらった深い愛情も決して忘れることはできない。『リバプールの監督を務めた』と言える自分を心から誇りに思っている。最後にもう一度、『本当にどうもありがとう』と言いたい。これからも、わたしがいつでも君たちと一緒にいることを覚えていてほしい」

 2004年にリバプールの指揮官として就任したベニテス監督は、そのシーズンのCLでいきなり決勝まで進出すると、2005年5月25日にイスタンブールで行われたミランとの決勝戦では3点のビハインドを跳ね返し、最後はPK戦を制して見事に欧州王座のタイトルを獲得した。同監督は05−06年シーズンのFAカップでもリバプールを優勝に導いたが、プレミアリーグのタイトルには最後まで手が届かなかった。

【W杯/イングランド代表メンバー】ウォルコットがまさかの落選

【W杯/イングランド代表メンバー】ウォルコットがまさかの落選 バリーやキングは選出
2010年6月2日(水) 12時7分 ISM

 イングランド代表のファビオ・カペッロ監督は現地時間1日(以下現地時間)、2010年W杯に臨む23名のメンバーを発表した。アーセナルに所属するMFテオ・ウォルコットがまさかの落選。一方、負傷によるコンディションが懸念されたマンチェスターCのMFギャレス・バリー、トッテナムDFレドリー・キングが選出されている。ロイター通信が報じた。

 前回のドイツ大会で、17歳でイングランド代表に招集されたウォルコット。代表で11キャップを記録している同選手だが、ケガによりクラブで調子を崩したこともあってか落選。カペッロ監督は中盤のサイドアタッカーにマンチェスターCのショーン・ライト・フィリップスとトッテナムのアーロン・レノンを選出した。また、日本戦で好プレーをみせたジョー・コールもメンバー入りを果たしている。

 そのほか、今季のプレミアリーグでイングランド人として2番目に多いゴールを記録したサンダーランドFWダレン・ベント、トッテナムDFマイケル・ドーソン、エヴァートンDFレイトン・ベインズ、トッテナムMFトム・ハドルストン、マンチェスターCのMFアダム・ジョンソン、ウェストハムMFスコット・パーカーが選考から漏れている。

 2010年W杯でグループCに属するイングランドは、2日に出発し、地元チームとの練習試合を経て、12日に行なわれるアメリカとの開幕戦に臨む。

=以下、イングランド代表メンバー=

GK
ロバート・グリーン(ウェストハム)
ジョー・ハート(バーミンガム)
デイヴィッド・ジェイムズ(ポーツマス)

DF
ジェイミー・キャラガー(リヴァプール)
アシュリー・コール(チェルシー)
リオ・ファーディナンド(マンチェスターU)
グレン・ジョンソン(リヴァプール)
レドリー・キング(トッテナム)
ジョン・テリー(チェルシー)
マシュー・アップソン(ウェストハム)
ステファン・ワーノック(アストンヴィラ)

MF
ギャレス・バリー(マンチェスターC)
マイケル・キャリック(マンチェスターU)
ジョー・コール(チェルシー)
スティーヴン・ジェラード(リヴァプール)
フランク・ランパード(チェルシー)
アーロン・レノン(トッテナム)
ジェイムズ・ミルナー(アストンヴィラ)
ショーン・ライト・フィリップス(マンチェスターC)

FW
ピーター・クラウチ(トッテナム)
ジャーメイン・デフォー(トッテナム)
エミール・ヘスキー(アストンヴィラ)
ウェイン・ルーニー(マンチェスターU)

09/10プレミア~順位(最終順位)

09/10第38週プレミア~ハルvsリバプール

2010年5月9日(日)
キックオフ 24:00 (現地時間 16:00)/会場:KCスタジアム(ハル)/主審:アンドレ・マリナー

ハル・シティ 0 (0-0/0-0) 0 リヴァプール


ハル・シティ
GK 12 マット・デューク
DF 3 アンディ・ドーソン
DF 5 アンソニー・ガードナー
DF 15 ベルナール・メンディ
DF 19 スティーヴン・ムヨコロ
MF 17 ケヴィン・キルベイン 後半31分
MF 20 ジョージ・ボアテング
MF 31 ウィル・アトキンソン
MF 45 トム・ケアニー
FW 13 マーク・カレン
FW 29 ヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンク 後半39分

(控え)
MF 10 ジオヴァンニ 後半31分
FW 7 クレイグ・ファガン 後半39分
1 ボアズ・マイヒル
6 ポール・マクシェーン
8 ニック・バーンビー
35 リアム・クーパー
44 セイ・オロフィンジャナ




リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 5 ダニエル・アッガー
DF 16 ソティリス・キルギアコス
DF 20 ハビエル・マスチェラーノ
DF 23 ジェイミー・カラガー
MF 4 アルベルト・アクイラーニ 後半29分
MF 8 スティーヴン・ジェラード
MF 19 ライアン・バベル 後半42分
MF 21 ルーカス
FW 18 ディルク・カイト
FW 31 ナビル・エル・ザール 後半18分

(控え)
FW 24 ダヴィド・エヌゴグ 後半18分
FW 47 ダニエル・パチェコ 後半29分
DF 49 ジャック・ロビンソン 後半42分
1 ディエゴ
27 フィリップ・デゲン
37 マルティン・シュクルテル
40 ダニエル・サンチェス・アジャラ

09/10第37週プレミア~リバプールvsチェルシー

チェルシーがリヴァプールを撃破 マンUも勝利で優勝の行方は最終節に/プレミア
2010年5月3日(月) 12時5分 ISM

 イングランド・プレミアリーグは現地時間2日(以下現地時間)の3試合が行なわれ、首位チェルシーは7位リヴァプールに2対0と勝利を収めた。また、2位マンチェスターUも10位サンダーランドを1対0と下しており、1ポイント差のチェルシーとマンUは最終節で優勝を争うこととなった。ロイター通信が報じている。

 チェルシーは前半、アクィラーニに2度のチャンスを与えるなど、リヴァプールの攻勢を許してしまう。だが33分、ジェラードの不用意なバックパスをカットしたドログバが先制点を奪うことに成功。これで完全に試合の流れを変えると、後半に入って54分にランパードが追加点を挙げて勝負を決めた。チェルシーがリヴァプールの本拠地「アンフィールド」で勝利するのは2005年以来のこととなる。

 一方、マンUは13年間負けていないサンダーランドを相手に28分、ナニがゴール隅へとシュートを沈めて均衡を破る。ベルバトフが2度のチャンスを逃し、キャリックのシュートがライン上でクリアされるなど、追加点を奪えないマンUは、後半にサンダーランドの反撃を許したものの、そのまま逃げ切りに成功した。


2010年5月2日(日)
キックオフ 21:30 (現地時間 13:30)/会場:アンフィールド・ロード(リヴァプール)/主審:アレン・ウィリー

リヴァプール 0 (0-1/0-1) 2 チェルシー

(得点)ドログバ(前半33分)、ランパード(後半9分)


リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 5 ダニエル・アッガー
DF 16 ソティリス・キルギアコス
DF 20 ハビエル・マスチェラーノ
DF 23 ジェイミー・カラガー 後半12分
MF 4 アルベルト・アクイラーニ 後半32分
MF 8 スティーヴン・ジェラード
MF 15 ヨシ・ベナユン
MF 17 マクシ・ロドリゲス 前半42分
MF 21 ルーカス
FW 18 ディルク・カイト

(控え)
FW 19 ライアン・バベル 前半42分
DF 40 ダニエル・サンチェス・アジャラ 後半12分
FW 24 ダヴィド・エヌゴグ 後半32分
1 ディエゴ
27 フィリップ・デゲン
31 ナビル・エル・ザール
47 ダニエル・パチェコ




チェルシー
GK 1 ペトル・チェフ
DF 2 ブラニスラフ・イヴァノヴィッチ
DF 3 アシュリー・コール
DF 26 ジョン・テリー
DF 33 アレックス
MF 8 フランク・ランパード
MF 13 ミヒャエル・バラック
MF 15 フローラン・マルダ
FW 11 ディディエ・ドログバ
FW 21 サロモン・カルー 後半43分
FW 39 ニコラ・アネルカ 後半47分


(控え)
MF 18 ユーリ・ジルコフ 後半43分
MF 10 ジョー・コール 後半47分
19 パウロ・フェレイラ
20 デコ
23 ダニエル・スターリッジ
35 ベレッチ
40 イラリオ

09/10第36週プレミア~バーンリーvsリバプール

リバプール、アストン・ビラが勝ち、CL出場権争いはし烈に
2010年4月26日(月) 12時1分 スポーツナビ

 アウエーでバーンリーと対戦したリバプールは、ジェラードの2ゴールなどにより4-0で快勝した。エースのフェルナンド・トーレスを欠くリバプールは前半、主将のジェラードがひとり気を吐くも、得点を挙げることができないまま0-0で終えた。
 後半に入ると、この日先発したアクイラーニがバーンリーの守備陣を崩し、52分と59分にジェラードが立て続けにゴールを決め、一気に引き離す。リバプールは74分にも、アクイラーニのクロスからマキシ・ロドリゲスが追加点を決めて3-0とすると、最後はバベルのゴールでとどめを刺した。なお、敗れたバーンリーは来季の2部(チャンピオンシップ)降格が確定した。



2010年4月25日(日)
キックオフ 23:00 (現地時間 15:00)/会場:ターフ・ムーア(バーンリー)/主審:フィル・ダウド

バーンリーFC 0 (0-0/0-4) 4 リヴァプール

(得点)ジェラード(後半7分、後半14分)、ロドリゲス(後半29分)、バベル(後半49分)



バーンリーFC
GK 12 ブライアン・イェンセン
DF 4 マイク・ダフ
DF 14 タイロン・メアーズ
DF 18 レオン・コート
DF 34 ダニエル・フォックス
MF 2 グレアム・アレクサンダー 後半18分
MF 11 ウェイド・エリオット
MF 42 ジャック・コーク
FW 9 スティーヴン・フレッチャー
FW 10 マーティン・パテルソン 後半26分
FW 22 デヴィッド・ニュージェント 後半32分

(控え)
FW 20 ロビー・ブレイク 後半18分
MF 33 クリス・イーグルス 後半26分
FW 30 スティーヴン・トンプソン 後半32分
6 スティーヴン・コルドウェル
19 ジェイ・ロドリゲス
21 アンドレ・ビケイ
31 ニッキー・ウィーヴァー




リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 2 グレン・ジョンソン
DF 5 ダニエル・アッガー 後半33分
DF 23 ジェイミー・カラガー
DF 40 ダニエル・サンチェス・アジャラ
MF 4 アルベルト・アクイラーニ
MF 8 スティーヴン・ジェラード 後半37分
MF 17 マクシ・ロドリゲス
MF 19 ライアン・バベル
MF 20 ハビエル・マスチェラーノ
FW 18 ディルク・カイト 後半3分


(控え)
MF 15 ヨシ・ベナユン 後半3分
MF 21 ルーカス 後半33分
FW 47 ダニエル・パチェコ 後半37分
1 ディエゴ
DF 16 ソティリス・キルギアコス
27 フィリップ・デゲン
31 ナビル・エル・ザール