金曜日, 1月 01, 2010

09/10プレミア~第20週結果&順位


2009年12月28日(月)
トテナム 2 - 0 ウェストハム
チェルシー 2 - 1 フルアム
エヴァートン 2 - 0 バーンリー
ストーク 0 - 1 バーミンガム
ブラックバーン 2 - 2 サンダーランド
ウルヴス 0 - 3 マンC

2009年12月29日(火)
A・ヴィラ 0 - 1 リヴァプール
ボルトン 2 - 2 ハル

2009年12月30日(水)
ポーツマス 1 - 4 アーセナル
マンU 5 - 0 ウィガン

09/10第20週プレミア~アストン・ヴィラvsリバプール




リバプール、F・トーレスの決勝点でアストン・ビラを下す
2009年12月30日(水) 11時59分 スポーツナビ

 29日に行われたプレミアリーグ第20節のA・ビラ対リバプールは、0−0で迎えた後半ロスタイムにトーレスが決勝点を決め、リバプールが1−0で劇的な勝利を挙げた。なお、トーレスにとってこのゴールが、記念すべきプレミアリーグ50ゴール目となった。この結果、リバプールは前節より順位をひとつ上げ、7位に浮上した。

 ビラ・パークに強い雪が降りしきる中、リバプールの攻撃陣はチェルシーに次いで失点の少ないA・ビラの堅い守りに手を焼き、突破口をつかむことができなかった。この日、先発で起用されたMFアクイラーニも精彩を欠き、前線のトーレスが孤立する場面が目立つ。リバプールは試合を優位に進めるが、フィニッシュまで持ち込むことができない。逆にA・ビラは、前半と後半にそれぞれダウニングとアグボンラホーが決定的なシュートを打つが、リバプールのGKレイナが決死のセーブでチームを救った。

 0−0のままタイムアップが近づく中、リバプールが最後のワンチャンスをものにする。93分、前線でロングボールを受けたトーレスがDFをかわしてシュートを放つと、ボールは逆方向のネットに吸い込まれていった。このトーレスの貴重な決勝ゴールによりリバプールは2連勝とし、息を吹き返した。

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リヴァプールが白星! F・トーレスはプレミア50得点達成!/プレミア
2009年12月30日(水) 12時30分 ISM

 イングランド・プレミアリーグは現地時間29日に2試合が行なわれ、7位リヴァプールが敵地で4位アストンヴィラと対戦し、F・トーレスのプレミアリーグでの自身通算50得点目となる決勝ゴールにより、1対0で白星を収めた。

 厳しい雪が降るなか行なわれたこの日の試合はリヴァプールに軍配が上がった。アストンヴィラとのアウェイ戦に臨んだリヴァプールは17分、MFジェラードがゴールをねらうが、これは相手GKに阻まれ得点には至らず。今季チェルシー、マンチェスターUなどビッグクラブを下し好調を維持するアストンヴィラに積極的な攻撃を仕掛けていくも、無得点のまま前半を折り返した。

 後半に入ると今度は相手にゴールを脅かされる場面がいくつかあったが、リヴァプールはGKレイナの好セーブにより得点を与えない。その後、試合は両者ともに譲らずこのままスコアレスドローで終わるかに思われたロスタイム、F・トーレスがゴール前へのこぼれ球を拾いシュート。クラブ史上最速となるリーグ戦72試合目での通算50ゴール達成となったF・トーレスの決勝点により、見事勝ち点3を獲得した。

 試合後、キャプテンのジェラードは英『スカイ・スポーツ』に対し、「彼(トーレス)が好調であれば、世界最高のプレーヤーであることはみんなが知っていることだ。僕たちは彼にもっとゴールを決めてもらって、チームをトップ4以内に導いて欲しいと思っているよ」とコメント。エース・ストライカーの活躍が、不調にあえぐチーム状況の打開に必要であると語っている。

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ジェラードとキャラガー、最速で通算50得点のF・トーレスを賞賛
2009年12月31日(木) 11時8分 スポーツナビ

 リバプールの主将スティーブン・ジェラードと副主将ジェイミー・キャラガーは、29日に行われたプレミアリーグ第20節のアストン・ビラ戦で決勝点となったゴールにより、クラブ史上最速で通算50得点に到達したFWフェルナンド・トーレスを絶賛。同選手がチームにとって必要不可欠な存在であることを強調した。

 ジェラードは、F・トーレスの決定力をこう評価している。
「好調時のフェルナンドが世界最高のFWであることは誰もが知っている。彼はアストン・ビラ戦で決めたような、無からのゴールを生み出すことができる選手だ。試合が膠着(こうちゃく)状態にあるときでさえ得点できるのは、彼のような特別な選手にしかできない。アストン・ビラ戦での勝利は僕らにとって重要だった。これを機に、上位4チームに近づくことができるかもしれないからね」

 一方、キャラガーも「F・トーレスは世界クラスのFW」とコメント、同選手の実力をこう称賛した。
「彼がイアン・ラッシュ、マイケル・オーウェン、ロビー・ファウラー、ロジャー・ハントといった歴代の名選手たちの誰よりも早く50ゴールを達成したことが、すべてを物語っている。だからこそ、クラブは巨額を投資して彼を獲得したのだ」



2009年12月29日(火)
キックオフ 28:45 (現地時間 19:45)/会場:ヴィラ・パーク(バーミンガム)/主審:リー・プロバート

アストン・ヴィラ 0 (0-0/0-1) 1 リヴァプール

(得点)
リバプール:トーレス(後半48分)




アストン・ヴィラ
GK 1 ブラッド・フリーデル
DF 2 ルーク・ヤング
DF 5 リチャード・ダン
DF 24 カルロス・クエジャル
DF 25 スティーヴン・ウォーノック
MF 6 スチュワート・ダウニング 後半35分
MF 8 ジェイムス・ミルナー
MF 19 スティリアン・ペトロフ
MF 20 ナイジェル・レオ・コーカー 後半27分
FW 10 ジョン・カリュー
FW 11 ガブリエル・アグボンラホー

(控え)
MF 12 マーク・アルブライトン 後半27分
MF 4 スティーヴ・シドウェル 後半35分
14 ネイサン・デルフォーネソ
MF 16 ファビアン・デルフ
22 ブラッド・グザン
23 ハビブ・ベイェ
29 ジェームズ・コリンズ




リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 2 グレン・ジョンソン 後半44分
DF 5 ダニエル・アッガー
DF 22 エミリアーノ・インスーア
DF 23 ジェイミー・カラガー
MF 4 アルベルト・アクイラーニ 後半33分
MF 8 スティーヴン・ジェラード
MF 15 ヨシ・ベナユン 後半50分
MF 18 ディルク・カイト
MF 21 ルーカス
FW 9 フェルナンド・トーレス

(控え)
FW 19 ライアン・バベル 後半33分
DF 37 マルティン・シュクルテル 後半44分
DF 12 ファビオ・アウレリオ 後半50分
1 ディエゴ
16 ソティリス・キルギアコス
24 ダヴィド・エヌゴグ
26 ジェイ・スピアリング

09/10プレミア~第19週結果

2009年12月26日(土)
バーミンガム 0 - 0 チェルシー
ウェストハム 2 - 0 ポーツマス
フルアム 0 - 0 トテナム
バーンリー 1 - 1 ボルトン
サンダーランド 1 - 1 エヴァートン
ウィガン 1 - 1 ブラックバーン
マンC 2 - 0 ストーク
リヴァプール 2 - 0 ウルヴス

2009年12月27日(日)
アーセナル 3 - 0 A・ヴィラ
ハル 1 - 3 マンU

09/10第19週プレミア~リバプールvsウルヴス




リバプールがウルブスに勝ち7位に浮上
2009年12月27日(日) 12時16分 スポーツナビ

 26日に行われたイングランド・プレミアリーグ第19節、リバプールはホームでウォルバーハンプトンを2−0で下した。これにより、リバプールは7位に浮上した。

 今シーズン不振にあえぐリバプールだが、この日は低調なプレーに終始したウルブス(ウォルバーハンプトンの愛称)を問題なく料理した。大雪の中、前半こそ両チーム無得点に終わったものの、後半に入ると試合が動き出す。53分にウルブスのウォードがこの日2度目の警告により退場処分となり、リバプールは数的優位に立つ。
 するとリバプールは62分、左からのクロスにジェラードが強烈なヘディングで合わせ、均衡を破る。さらに続く70分にも、こぼれ球を拾ったベナユンが相手DFをかわして左足で決め、2−0として勝負を決定付けた。


2009年12月26日(土)
キックオフ 26:30 (現地時間 17:30)/会場:アンフィールド・ロード(リヴァプール)/主審:アンドレ・マリナー

リヴァプール 2 (0-0/2-0) 0 ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ

(得点)
リバプール:ジェラード(後半17分)、ベナユン(後半25分)



リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 2 グレン・ジョンソン
DF 5 ダニエル・アッガー
DF 22 エミリアーノ・インスーア
DF 23 ジェイミー・カラガー
MF 4 アルベルト・アクイラーニ 後半40分
MF 8 スティーヴン・ジェラード
MF 12 ファビオ・アウレリオ 後半31分
MF 15 ヨシ・ベナユン 後半44分
MF 21 ルーカス
FW 9 フェルナンド・トーレス

(控え)
FW 18 ディルク・カイト 後半31分
FW 47 ダニエル・パチェコ 後半40分
MF 26 ジェイ・スピアリング 後半44分
1 ディエゴ
24 ダヴィド・エヌゴグ
32 スティーヴン・ダービー
37 マルティン・シュクルテル




ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ
GK 13 マルクス・ハーネマン
DF 5 リチャード・ステアマン
DF 6 ジョディ・クラドック
DF 11 スティーヴン・ウォード
DF 16 クリストフ・ベラ
MF 8 カール・ヘンリー
MF 17 マット・ジャーヴィス
MF 20 ネナド・ミリヤシュ 後半18分
MF 32 ケヴィン・フォーリー
FW 9 シルヴァン・エバンクス・ブラケ 後半22分
FW 29 ケヴィン・ドイル 後半14分

(控え)
DF 3 ジョージ・エロコビ 後半14分
MF 27 マイケル・マンシエン 後半18分
FW 19 クリス・イウェルモ 後半22分
1 ウェイン・ヘネシー
12 アンドリュー・スルマン
33 シュテファン・マイアーホーファー
35 セグンド・カスティージョ

09/10プレミア~第18週結果

2009年12月19日(土)
ポーツマス 2 - 0 リヴァプール
フルアム 3 - 0 マンU
マンC 4 - 3 サンダーランド
ブラックバーン 0 - 2 トテナム
A・ヴィラ 1 - 0 ストーク
アーセナル 3 - 0 ハル

2009年12月20日(日)
ウルヴズ 2 - 0 バーンリー
エヴァートン 1 - 1 バーミンガム
ウェストハム 1 - 1 チェルシー

09/10第18週プレミア~ポーツマスvsリバプール


リバプール、最下位のポーツマスに敗れる
2009年12月20日(日) 12時6分 スポーツナビ

 19日に行われたイングランド・プレミアリーグ第18節で、最下位に沈むポーツマスがリバプールを2-0で破る番狂わせがあった。

 格下相手に確実に勝ち点3を稼ぎたいリバプールだったが、この日も課題である守備のもろさを露呈して失点した。序盤は両チームともに試合の主導権を握ることができず、中盤での小競り合いに終始。しかし、こう着状態に陥りかけていた33分、ボアテングの強烈なボレーのこぼれ球をベルハジが押し込み、ポーツマスが試合の均衡を破った。

 その後、反撃に転じたリバプールだったが、前節に続き先発出場したエースのフェルナンド・トーレスは精細を欠き、フィニッシュが決まらない。さらに追い打ちをかけるように、前半終了間際に中盤の要であるマスチェラーノが一発退場を受け、リバプールは後半を10人で戦うはめになる。後半に入っても試合を盛り返す気配がないリバプールに対し、82分にはポーツマスのピキオンヌが決定的とも言える2点目をマーク。これで完全に戦意をそがれたリバプールは、なすすべなく0-2で敗れた。



2009年12月19日(土)
キックオフ 21:45 (現地時間 12:45)/会場:フラットン・パーク(ポーツマス)/主審:リー・メイソン

ポーツマス 2 (1-0/1-0) 0 リヴァプール

(得点)
ポーツマス:ベルハジ(前半33分)、ピキオンヌ(後半37分)


ポーツマス
GK 31 アスミル・ベゴヴィッチ
DF 3 ユネス・カブール
DF 7 ヘルマン・ヘレイザルソン
DF 16 スティーヴ・フィナン
DF 26 タル・ベン・ハイム
MF 5 ジェイミー・オハラ
MF 11 マイケル・ブラウン
MF 23 ケヴィン・ボアテング 後半45分
FW 9 フレデリック・ピキオンヌ 後半48分
FW 32 ハサン・イェブダ
FW 39 ナディル・ベルハジ

(控え)
MF 6 ヘイデン・マリンズ 後半45分
FW 27 ヌワンコ・カヌ 後半48分
17 ジョン・ウタカ
21 ジェイミー・アシュダウン
22 リチャード・ヒューズ
FW 24 アルナ・ディンダン
35 マーク・ウィルソン




リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 2 グレン・ジョンソン
DF 5 ダニエル・アッガー
DF 22 エミリアーノ・インスーア 後半23分
DF 23 ジェイミー・カラガー
MF 8 スティーヴン・ジェラード
MF 18 ディルク・カイト
MF 20 ハビエル・マスチェラーノ
MF 21 ルーカス 後半43分
MF 38 アンドレア・ドッセーナ 後半8分
FW 9 フェルナンド・トーレス

(控え)
MF 15 ヨシ・ベナユン 後半8分
DF 12 ファビオ・アウレリオ 後半23分
MF 26 ジェイ・スピアリング 後半43分
1 ディエゴ
19 ライアン・バベル
24 ダヴィド・エヌゴグ
37 マルティン・シュクルテル

09/10プレミア~第17週結果

2009年12月15日(火)
サンダーランド 0 - 2 A・ヴィラ
マンU 3 - 0 ウルヴズ
バーミンガム 2 - 1 ブラックバーン
ボルトン 3 - 1 ウェストハム

2009年12月16日(水)
バーンリー 1 - 1 アーセナル
チェルシー 2 - 1 ポーツマス
トテナム 3 - 0 マンC
リヴァプール 2 - 1 ウィガン

09/10第17週プレミア~リバプールvsウィガン


2009年12月16日(水)
キックオフ 29:00 (現地時間 20:00)/会場:アンフィールド・ロード(リヴァプール)/主審:フィル・ダウド
リヴァプール 2 (1-0/1-1) 1 ウィガン・アスレティック

(得点)
リバプール:エヌゴグ(前半10分)、トーレス(後半34分)

ウィガン:エンゾグビア(後半47分)



リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 5 ダニエル・アッガー
DF 22 エミリアーノ・インスーア
DF 23 ジェイミー・カラガー
DF 37 マルティン・シュクルテル
MF 8 スティーヴン・ジェラード
MF 12 ファビオ・アウレリオ 後半16分
MF 15 ヨシ・ベナユン 後半36分
MF 20 ハビエル・マスチェラーノ
FW 18 ディルク・カイト
FW 24 ダヴィド・エヌゴグ 後半19分

(控え)
MF 21 ルーカス 後半16分
FW 9 フェルナンド・トーレス 後半19分
MF 4 アルベルト・アクイラーニ 後半36分
1 ディエゴ
16 ソティリス・キルギアコス
32 スティーヴン・ダービー
38 アンドレア・ドッセーナ




ウィガン・アスレティック
GK 1 クリス・カークランド
DF 17 エメルソン・ボイス
DF 19 タイタス・ブランブル
DF 25 マリオ・メルヒオット
DF 31 マイノル・フィゲロア
MF 6 ヘンドリー・トーマス
MF 7 パウル・シャルナー
MF 14 チャールズ・エンゾグビア
MF 15 ヨルディ・ゴメス 後半38分
MF 27 モハメド・ディアム 後半13分
FW 20 ウーゴ・ロダジェガ

(控え)
FW 9 ジェイソン・スコットランド 後半13分
MF 10 ジェイソン・クーマス 後半38分
4 アマジャ
5 チョ・ウォンヒ
16 スコット・シンクレア
18 ダニエル・デ・リッデル
22 リチャード・キングストン

09/10プレミア~第16週結果

2009年12月12日(土)
ストーク 2 - 2 ウィガン
サンダーランド 1 - 1 ポーツマス
バーミンガム 1 - 0 ウェストハム
トテナム 0 - 1 ウルヴズ
ハル 0 - 0 ブラックバーン
チェルシー 3 - 3 エヴァートン
バーンリー 1 - 1 フルアム
ボルトン 3 - 3 マンC
マンU 0 - 1 A・ヴィラ

2009年12月13日(日)
リヴァプール 1 - 2 アーセナル

09/10第16週プレミア~リバプールvsアーセナル


アーセナル、アルシャヴィンが逆転弾! 敵地でリヴァプール下す/プレミア
2009年12月14日(月) 11時8分 ISM

 イングランド・プレミアリーグは現地時間13日に1試合が行なわれ、リヴァプール対アーセナルの一戦は、2対1でアウェイのアーセナルが逆転勝利を収めた。ロイター通信が報じている。

 7位リヴァプールが、3位アーセナルを迎えての一戦。試合は前半、ホームのリヴァプールが支配し、11分にはカウンターからビッグチャンスを迎える。ハーフウェイライン付近でジェラードがフェルナンド・トーレスからの落としを受けると、ドリブルで相手を引きつけてから、中央に走りこんだF・トーレスへ向けてラストパス。GKとの1対1は止められてしまうが、ワールドクラスのコンビネーションで、アーセナルに冷や汗をかかせる。

 そして迎えた41分、先制点を奪ったのはやはりリヴァプールだった。ゴール正面、遠目の位置でセットプレーのチャンスを得ると、ファビオ・アウレリオがエリア内に向けて左足で鋭いボールを供給。これをアーセナルGKアルムニアが処理し損なうと、弾いた先にはカイトが待ち構えており、難なく押しこんでリヴァプールが先制する。

 ところが後半、流れは一転してアーセナルに。開始早々の50分に素早いパス回しで右サイドを突破すると、ナスリのクロスにリヴァプールDFジョンソンがオウンゴール。さらに58分、エリア内やや左よりでセスクからのパスを受けたアルシャヴィンが内側に切り込むと、右足を一閃。これがまっすぐニアポスト際に突き刺さり、あっという間にアーセナルが逆転に成功する。

 この結果、試合は1点のリードを守りきったアーセナルが勝利。勝ち点31とし、前日の試合でドローに終わった首位チェルシー(同37)、敗れた2位マンチェスターU(同34)との差を縮めることに成功した。一方、リヴァプールは早くも今季6敗目を喫している。

 試合後、アーセナルのセスクはハーフタイムを振り返り、「監督が今までにないぐらいの調子で僕たちを怒鳴りつけたんだ。彼は僕たちにはアーセナルのユニフォームを着る資格がないといったよ」とコメント。ヴェンゲル監督のゲキがチームを奮い立たせたとしている。

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アーセナル、6年ぶりにアンフィールドでリバプールを破る
2009年12月14日(月) 12時2分 スポーツナビ

 13日に行われたイングランド・プレミアリーグ第16節の大一番、リバプール対アーセナルの一戦は、前半1点を先行されたアーセナルが後半見事に試合をひっくり返し、リバプールの本拠地アンフィールドで2-1の逆転勝利を収めた。

 エースのフェルナンド・トーレスが6週間ぶりにスタメンに名を連ね、不調の波を断ち切りたいリバプールだったが、この試合でも守備のもろさを露呈することとなる。41分にカイトのゴールで先制したリバプールだったが、後半開始直後の50分にグレン・ジョンソンが痛恨のオウンゴールを献上してしまう。この同点ゴールで勢いづいたアーセナルは、その8分後の58分にアルシャービンが強烈なゴールをたたき込み、逆転に成功。結局これが決勝点となり、アーセナルは6年ぶりにアンフィールドで勝利を収めた。

 前日、首位のチェルシーがエバートンに引き分け、2位のマンチェスター・ユナイテッドもアストン・ビラに敗れるなど上位陣が足踏みする中、1試合消化試合が少ないアーセナルは確実に勝ち点3をかせいで3位に浮上。上位陣との差を縮めることに成功した。一方のリバプールは、首位チェルシーから勝ち点13ポイント差の7位に順位を落とし、優勝争いから大きく遅れをとった。


2009年12月13日(日)
キックオフ 25:00 (現地時間 16:00)/会場:アンフィールド・ロード(リヴァプール)/主審:ハワード・ウェブ

リヴァプール 1 (1-0/0-2) 2 アーセナル

(得点)
リバプール:カイト(前半41分)

アーセナル:O.G.(後半5分)、アルシャヴィン(後半13分)


リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 2 グレン・ジョンソン 後半37分
DF 5 ダニエル・アッガー
DF 12 ファビオ・アウレリオ
DF 23 ジェイミー・カラガー
MF 8 スティーヴン・ジェラード
MF 15 ヨシ・ベナユン 後半34分
MF 18 ディルク・カイト
MF 20 ハビエル・マスチェラーノ 後半21分
MF 21 ルーカス
FW 9 フェルナンド・トーレス

(控え)
MF 4 アルベルト・アクイラーニ 後半21分
FW 24 ダヴィド・エヌゴグ 後半34分
DF 27 フィリップ・デゲン 後半37分
1 ディエゴ
DF 22 エミリアーノ・インスーア
37 マルティン・シュクルテル
38 アンドレア・ドッセーナ




アーセナル
GK 1 アルムニア
DF 3 バガリ・サーニャ
DF 5 トーマス・フェルマーレン
DF 10 ウィリアム・ガラス
DF 30 アルマン・トラオレ 後半42分
MF 4 セスク・ファブレガス
MF 15 デニウソン
MF 17 アレクサンドレ・ソング
FW 8 サミル・ナスリ
FW 14 テオ・ウォルコット 後半25分
FW 23 アンドレイ・アルシャヴィン 後半47分

(控え)
MF 2 アブ・ディアビ 後半25分
DF 18 ミカエル・シルヴェストル 後半42分
MF 16 アーロン・ラムジー 後半47分
9 エドゥアルド・ダ・シウヴァ
12 カルロス・ベラ
19 ジャック・ウィルシャー
21 ルカシュ・ファビアンスキ

09/10プレミア~第15週結果

2009年12月5日(土)
ポーツマス 2 - 0 バーンリー
ウルヴズ 2 - 1 ボルトン
アーセナル 2 - 0 ストーク
ブラックバーン 0 - 0 リヴァプール
A・ヴィラ 3 - 0 ハル
ウィガン 2 - 3 バーミンガム
ウェストハム 0 - 4 マンU
マンC 2 - 1 チェルシー

2009年12月6日(日)
フルアム 1 - 0 サンダーランド
エヴァートン 2 - 2 トテナム

09/10第15週プレミア~ブラックバーンvsリバプール


2009年12月5日(土)
キックオフ 24:00 (現地時間 15:00)/会場:イーウッド・パーク(ブラックバーン)/主審:マーティン・アトキンソン

ブラックバーン・ローヴァーズ 0 (0-0/0-0) 0 リヴァプール


ブラックバーン・ローヴァーズ
GK 1 ポール・ロビンソン
DF 4 クリストファー・サンバ
DF 5 ガエル・ジヴェ
DF 6 ライアン・ネルセン
DF 39 パスカル・シンボンダ
MF 7 ブレット・エマートン
MF 11 ヴィンス・グレッラ
MF 15 スティーヴン・ヌゾンジ
MF 18 エル・ハッジ・ディウフ 後半27分
FW 10 ベネディクト・マッカーシー 後半32分
FW 26 フランコ・ディ・サント 後半40分

(控え)
FW 23 デヴィッド・デヴィッド 後半27分
FW 22 ニコラ・カリニッチ 後半32分
MF 17 キース・アンドリューズ 後半40分
9 ジェイソン・ロバーツ
MF 12 モアテン・ガムスト・ペデルセン
DF 27 ミチェル・サルガド
32 ジェイソン・ブラウン




リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 2 グレン・ジョンソン
DF 5 ダニエル・アッガー
DF 22 エミリアーノ・インスーア
DF 23 ジェイミー・カラガー
MF 8 スティーヴン・ジェラード
MF 11 アルベルト・リエラ 後半7分
MF 15 ヨシ・ベナユン 後半28分
MF 20 ハビエル・マスチェラーノ
MF 21 ルーカス
FW 18 ディルク・カイト

(控え)
FW 24 ダヴィド・エヌゴグ 後半7分
FW 31 ナビル・エル・ザール 後半28分
1 ディエゴ
4 アルベルト・アクイラーニ
16 ソティリス・キルギアコス
37 マルティン・シュクルテル
38 アンドレア・ドッセーナ

お疲れ様でした、岸野監督!!



鳥栖は前半8分に先制点を許すと、その後もC大阪のサイドチェンジと乾、船山への対応に苦しみ、わずかな好機をつくるのみで前半を終えた。しかし、後半は中盤の運動量で相手を上回って主導権を握ると、後半28分には乾が退場し、数的にも有利な状況に。ロスタイムに野崎のスルーパスで抜け出した高地が、アウトサイドでGKの股間を抜く巧みなシュートで同点に追いつくと、終了間際にはトジンのパスを受けた高地が意表を突くトラップでDFをかわし、再びゴール。鳥栖が劇的な逆転勝利で最終戦を飾った。

第51節 2009年12月5日
キックオフ:12:30 /試合会場:ベストアメニティスタジアム

サガン鳥栖 2 (0-1/2-0) 1 セレッソ大阪

(得点)
サガン:高地 系治(後半44分)、高地 系治(後半44分)

セレッソ:船山 祐二(前半8分)


サガン鳥栖 スターティングメンバー
GK 21 室 拓哉
DF 2 柳沢 将之
DF 20 渡邉 将基
DF 5 飯尾 和也
DF 3 磯崎 敬太 後半31分
MF 32 山田 卓也
MF 14 高橋 義希
MF 6 高地 系治
MF 10 島田 裕介 後半22分
FW 34 山瀬 幸宏 前半35分
FW 35 ハーフナー マイク

ベンチ入り選手
GK 33 河田 晃兵
DF 13 日高 拓磨 後半31分
MF 18 野崎 陽介 後半22分
MF 27 下地 奨
FW 11 トジン 前半35分

鹿島が前人未到の3連覇達成!!!!



【鹿島黄金時代だ!最終節“らしく”V3決めた】

 鹿島が前人未到の3連覇だ!

J1第34節の5日、9試合が各地で行われ、鹿島はアウェーで浦和と対戦し、1─0で勝って3年連続7度目のリーグ優勝を飾った。後半21分にFW興梠慎三(23)が、DF内田篤人(21)のクロスをダイビングヘッドで押し込んで決勝点を挙げた。

 喜びが体中を突き抜けた。

3連覇達成を告げるホイッスルを聞いた選手たちがピッチ上で重なり合い、歓喜の輪が広がった。MF小笠原が誇らしげに高々と優勝シャーレを掲げる。無数のフラッシュが、栄冠を勝ち取った鹿島イレブンの表情をより一層輝かせた。

「一人一人の勝ちたいという気持ちが上回った。苦しい時期があったけど、みんながチームのためにプレーしたから優勝できたんだと思う」。

決勝弾の興梠がチーム全員の気持ちを代弁した。

 鹿島らしい1─0の勝利だった。前半を終えて0─0。川崎Fは3点をリードして前半を折り返していた。
そのまま引き分け、川崎Fが勝つと逆転で優勝をさらわれる。だが、DF内田が「僕らは勝つことだけを考えた」と言うように、川崎Fの試合の情報は耳に入れずプレーに集中した。

 迎えた後半21分、MF小笠原からパスをうけた内田の右クロスに興梠が体ごと飛び込んでダイビングヘッド。優勝を決めるゴールを叩き込んだ。終盤は浦和の猛攻に押し込まれながら、その1点を守り切った。
小笠原は「きれいに勝ちたかったけどウチは状況に応じた戦い方ができるチーム。みんな勝つためにやるべきことを理解できていた」と胸を張った。

 17戦連続不敗の新記録をつくった前半戦の独走から一転、後半戦は90分以内ではクラブ史上初の5連敗で首位から陥落した。苦しみ抜いて全員で勝ち取った3連覇の味は格別だった。オリヴェイラ監督は今季、主力をほぼ固定して戦った。その起用法に控え選手には不満がくすぶっていた。しかしベテランがチーム崩壊を食い止めた。昨年右ひざを手術した中田は文句も言わず練習に打ち込んで終盤からボランチの定位置に入った。全体練習終了後1人クラブハウスで補強トレを行う時には、出番のない若手に積極的に声をかけた。小笠原が「出られなくても我慢して、みんなに声をかけてくれてたアイツの存在は大きかった」と話すほど貢献度は高かった。

 9月12日の川崎F戦は大雨のため1─3の後半29分で中断した。再開試合が決定すると、クラブには心ない抗議の電話が殺到した。時には泣きながら対応する職員もいた。

「クラブの人たちのためにも負けられないと思った」と内田。

再開試合は2─3で惜敗したが、鹿島本来の姿を取り戻すきっかけとなった。

 来季は4連覇とACL制覇が目標となる。その道のりは険しいが、可能性を感じさせてくれる強さが今の鹿島にはある。


第34節 2009年12月5日
キックオフ:15:30 /試合会場:埼玉スタジアム2002

浦和レッズ 0 (0-0/0-1) 1 鹿島アントラーズ

(得点) 興梠 慎三(後半21分)


浦和レッズ
GK 1 山岸 範宏
DF 6 山田 暢久
DF 2 坪井 慶介
DF 4 田中 マルクス闘莉王
DF 14 平川 忠亮
MF 22 阿部 勇樹
MF 13 鈴木 啓太
MF 34 山田 直輝 後半22分
FW 24 原口 元気 後半25分
FW 11 田中 達也 後半30分
FW 17 エジミウソン

(控え)
GK 23 都築 龍太
DF 26 濱田 水輝
MF 3 細貝 萌
MF 10 ポンテ 後半22分
MF 33 高橋 峻希
FW 15 エスクデロ セルヒオ 後半30分
FW 19 高原 直泰




鹿島アントラーズ
GK 21 曽ヶ端 準
DF 2 内田 篤人
DF 3 岩政 大樹
DF 19 伊野波 雅彦
DF 7 新井場 徹
MF 6 中田 浩二
MF 40 小笠原 満男
MF 10 本山 雅志 後半23分
MF 8 野沢 拓也 後半44分
FW 13 興梠 慎三 後半41分
FW 18 マルキーニョス

(控え)
GK 1 小澤 英明
DF 35 パク チュホ
MF 11 ダニーロ 後半23分
MF 14 増田 誓志
MF 15 青木 剛 後半41分
FW 9 田代 有三 後半44分
FW 34 大迫 勇也