F・トーレス、終了間際の2得点!! リヴァプールがチェルシー下す/プレミア
2009年2月2日(月) 11時19分 ISM
イングランド・プレミアリーグは現地時間1日に2試合が行なわれ、3位リヴァプールと2位チェルシーの上位強豪対決は終了間際のF・トーレスの2得点の活躍により、ホームのリヴァプールが2対0で勝利を飾った。ロイター通信が報じている。
ここで敗れればプレミアのタイトル争いで大きな後退となるだけに、勝ち点で並ぶ両チームにとって負けられない一戦は、ここ3試合連続ドローだったリヴァプールが制し、久々の白星を収めた。
今季新加入のFWキーンがベンチからも外れたリヴァプールは、それほど盛り上がった前半ではなかったが、シャビ・アロンソのミドルなどでチェルシーGKツェフを脅かし、押し気味に試合を進めて45分を折り返す。そして後半に入った60分、試合の行方を左右する大きな出来事が。チェルシーMFランパードがシャビ・アロンソに激しいタックルを見舞うと、主審のマイク・ライリー氏が手にしたのは赤いカード。チェルシーは劣勢だった上に、一発退場でキーマンのランパードを失い数的不利に追い込まれることになる。
一方、これで完全に優位に立ったリヴァプールは、さらに試合の主導権をつかむも、途中出場のベナユンが好位置から放ったシュートもパワーが足りずに防がれるなど、どうしても得点は奪えず。試合は残り5分を切ってしまう。
ここで魅せたのがエースのF・トーレス。このまま引き分け決着かというムードが漂ってきた88分、アウレリオのクロスにニアサイドに飛び込むと、巧みなヘッドで合わせて、ホームのサポーターに歓喜の先制点をプレゼントすると、ロスタイムにはベナユンのお膳立てから2点目をゲットする。試合全体を通じて目立っていたわけではなかったスペイン代表FWだが、ここぞというところで決定的な仕事をしてみせた。
今季はケガに悩まされ、リーグ戦では実に10月以来のゴールを挙げたF・トーレスについて、ベニテス監督は、「彼は重要な得点が挙げられるということを証明した。彼が復帰した姿を見られるのはいいことだね。願わくはこれから今季終了までもっとゴールしてくれることを願っているよ」と信頼を置くエースを称賛した。
一方のチェルシーは、ランパードの退場というアクシデントがあったとはいえ、この日の枠内シュートはわずか1本のみという惨状。スコラーリ監督は「今日はよくなかった。彼ら(リヴァプール)の方が試合を通じて上回っていた」と相手の優位を認めていた。
これでリヴァプールは24試合を終えて勝ち点を51に伸ばして2位に浮上し、23試合消化で同53の首位マンチェスターUを追っている。チェルシーは同48のままで3位に順位を下げた。
また、この日行なわれたもう1試合の16位ニューカッスル対12位サンダーランドの一戦は、1対1のドローに終わっている。
----------------------------------------
リバプール、F・トーレスの2発でチェルシーを沈める
2009年2月2日(月) 11時55分 スポーツナビ
プレミアリーグ2位と3位の直接対決となった注目のリバプール対チェルシーは1日、リバプールがフェルナンド・トーレスの2ゴールで2-0とチェルシーを下し、2位の座を奪い返した。
リーグ戦3試合連続ドロー。チームの悪い流れに終止符を打ったのは、やはりリバプールのエースだった。膠着(こうちゃく)した展開の中、89分に均衡を破る先制点をたたき出した“エル・ニーニョ”(トーレスの愛称)は、94分にもダメ押しの追加点を決め、アンフィールドのサポーターを熱狂の渦に巻き込んだ。昨年10月5日以来、リーグ戦でゴールから遠ざかっていたトーレス。加えて、今季まだアンフィールドでノーゴールだったことから、数日前の会見では「心配している」とコメントしていた。それだけに、このチェルシー戦での2ゴールで気が晴れたことだろう。
試合は、開始から両者ともスペクタクルに乏しい攻防を繰り返し、決め手に欠く展開のまま進んだ。もはや引き分けが妥当と思われた試合の流れが変わったのは、後半に入った60分。ランパードがシャビ・アロンソとの接触プレーでレッドカードを提示され、退場を命じられた。
10人になったチェルシーに対し、リバプールは一気に攻勢をかけ、GKチェフに襲いかかった。さらに74分、リエラに代わって入ったベナユンがリバプールの攻撃に勢いをつける。そして迎えた89分、ファビオ・アウレリオの左サイドからのクロスにトーレスが二アサイドからうまく頭で合わせ、待望の先制ゴールが生まれた。
チェルシーは、全く試合から消えていたアネルカとマルーダに代えて、後半ドログバとデコを投入するが、リバプールの組織的な守備の前に前線でほとんどチャンスを作り出すことができなかった。唯一、積極的な動きを見せたカルーのミドルシュートも、枠をとらえることはできず。
何とか同点に追いつくべく、ラインを上げたチェルシーに対し、リバプールはロスタイムの94分、アシュリー・コールのミスを突いたベナユンがボールを奪い、最後は走り込んでいたトーレスが決めて、2-0と試合を決定付けた。
リバプールは貴重な勝ち点3を挙げ、チェルシーと入れ替わって2位に浮上するとともに、首位マンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差を2ポイントに縮めた。
2009年2月1日(日)
キックオフ 25:00 (現地時間 16:00)/会場:アンフィールド・ロード(リヴァプール)/主審:マイク・ライリー
リヴァプール 2 (0-0/2-0) 0 チェルシー
(得点)
リバプール:トーレス(後半44分、後半49分)
リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 12 ファビオ・アウレリオ
DF 17 アルバロ・アルベロア
DF 23 ジェイミー・カラガー
DF 37 マルティン・シュクルテル
MF 8 スティーヴン・ジェラード
MF 11 アルベルト・リエラ 後半29分
MF 14 シャビ・アロンソ
MF 18 ディルク・カイト
MF 20 ハビエル・マスケラーノ 後半38分
FW 9 フェルナンド・トーレス 後半51分
(控え)
MF 15 ヨシ・ベナユン 後半29分
FW 19 ライアン・バベル 後半38分
FW 24 ダヴィド・ヌゴグ 後半51分
1 ディエゴ
2 アンドレア・ドッセーナ
5 ダニエル・アッガー
21 ルーカス
チェルシー
GK 1 ペトル・チェフ
DF 3 アシュリー・コール
DF 17 ジョゼ・ボジングワ
DF 26 ジョン・テリー
DF 33 アレックス
MF 8 フランク・ランパード
MF 12 ジョン・オビ・ミケル
MF 13 ミヒャエル・バラック
FW 15 フローラン・マルダ 後半24分
FW 21 サロモン・カルー 後半40分
FW 39 ニコラ・アネルカ 後半24分
(控え)
MF 20 デコ 後半24分
FW 11 ディディエ・ドログバ 後半24分
MF 43 ミロスラフ・ストチュ 後半40分
2 ブラニスラフ・イヴァノヴィッチ
19 パウロ・フェレイラ
40 イラリオ
42 マイケル・マンシエン
月曜日, 2月 02, 2009
08/09第22週プレミア~リバプールvsチェルシー
ラベル:
08/09プレミアリーグ,
リバプール
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿