2008年9月11日(木) 11時55分 ロイター
[ザグレブ 10日 ロイター]
サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の欧州予選は10日に各地で行われ、6組では、注目のイングランドが敵地でクロアチアに4―1で大勝し、2連勝を飾った。
イングランドは19歳の新鋭ストライカー、ウォルコットが代表初ゴールを含む3得点でハットトリックを決めた。
クロアチアがW杯欧州予選のホーム戦で敗れるのは1994年以来初めて。
ウォルコットがハット! イングランドがクロアチアを粉砕/W杯予選
現地時間10日、各地で2010年W杯欧州予選が行なわれ、グループ6のイングランドはウォルコットがハットトリックを決める活躍で4対1とクロアチアを下し、予選2連勝を飾った。また、ウクライナもシェフチェンコのゴールなどで3対1とカザフスタンを退け、2戦全勝を保っている。ロイター通信が伝えた。
4日前の初戦でアンドラを下して白星スタートを飾ったイングランドは、アウェイでクロアチアとの戦いに臨んだ。ここ2年で2敗を喫し、EURO2008出場を阻まれることになった因縁の相手だ。カペッロ監督のもと生まれ変わったイングランドを印象付けたのは、先発に抜擢された19歳のウォルコット。以前ならベッカムが占めることの多かった右サイドに入ったウォルコットは、20分にA代表初ゴールを決めて期待に応える。51分にはクロアチアDFのロベルト・コヴァッチがイングランドMFジョー・コールの頭をひじ打ちしたとして退場となり、流れはさらにイングランドへ。そして、59分に再びウォルコットがネットを揺らし、勝利を決定付けた。
63分にはルーニーのダメ押し弾を加えたイングランドは、クロアチアに1点を返されたものの、終了8分前にウォルコットのこの日3点目を加えて難敵相手にアウェイで勝利を飾った。対するクロアチアは、公式戦ホームでの連続無敗記録が「35」で途切れることになった。
試合後、殊勲のウォルコットは「今日はチャンスをモノにできた。僕らは素晴らしかったよ。サポーターも僕らの強さを分かってくれたんじゃないかな。チームはよくなっているし、これを続けていきたいね」と喜びのコメント。また、カペッロ監督も「こんな結果は予期していなかった」と予想以上の快勝劇にご満悦の様子だった。
一方、ウクライナは、カザフスタンと対戦。前半終了間際のナザレンコの先制弾で流れをつかんだウクライナは、53分にシェフチェンコが予選2試合連続ゴールを決めて波に乗る。その後、カザフスタンに1点を返されたが、ナザレンコのこの日2点目を加えたウクライナが3対1と突き放し、こちらも予選連勝を飾った。
もう1試合では、ベラルーシがアウェイでアンドラを3対1と下し、予選初白星を挙げている。
Croatia: Pletikosa, Simunic, Robert Kovac, Corluka, Pranjic, Rakitic, Petric (Knezevic 56), Nico Kovac (Pokrivac 62), Srna, Modric, Olic (Mandzukic 73).
Subs Not Used: Runje, Krizanac, Leko, Klasnic.
Sent Off: Robert Kovac (53).
Booked: Simunic, Srna.
Goals: Mandzukic 78.
England: James, Brown, Terry (Upson 88), Ferdinand, Ashley Cole, Walcott (Beckham 84), Lampard, Barry, Joe Cole (Jenas 55), Rooney, Heskey.
Subs Not Used: Robinson, Johnson, Downing, Defoe.
Booked: Heskey.
Goals: Walcott 26, 59, Rooney 63, Walcott 82.
Att: 35,000.
Ref: Lubos Michel (Slovakia).
木曜日, 9月 11, 2008
W杯欧州予選、ウォルコット3発でイングランド連勝
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