2008年9月14日(日) 12時21分 スポーツナビ
プレミアリーグ第4節の注目の一戦、リバプール対マンチェスター・ユナイテッド(マンU)は、リバプールが2-1でマンUを破ったが、ゴール、感動、そしてスペクタクルにあふれた好ゲームとなった。
この試合では、夏の移籍でマンUにやってきたディミタール・ベルバトフ、リバプールに加入したアルベルト・リエラがともに新チームのスタメンとしてデビューしたが、両者は明暗を分けた。リバプールは前半、故障上がりのジェラード、トーレスを温存。後半になり、ジェラードは途中出場したものの、結局トーレスの出番はなかった。ファーガソン監督率いる“レッド・デビルズ”(マンUの愛称)は、2つのディフェンスのミスが致命傷となり、痛い黒星を喫した。
開始早々から積極的に相手にプレスをかけラインを高く上げてきたリバプールに対し、マンUはいきなりカウンターパンチを浴びせる。3分、ベルバトフからのパスを受けたテベスがゴールし、早くもマンUが先制する。
しかし26分、ゴール前に飛び出したファン・デル・サールがクリアしようとしたボールが、味方DFブラウンの足にあたり、そのままゴールへ。このラッキーなオウンゴールでリバプールが1-1の同点に追いつく。
後半になると、リバプールが試合の主導権を握り始める。ボールの支配率が上がり、相手のスペースを突くプレーでチャンスを作る。55分にはベナユンが、続けてキーンがゴール前で決定的なチャンスを迎えるが、いずれも得点にならない。一方、マンUはカウンター狙いからチャンスをうかがうが、ペナルティーエリア外からのスコールズのシュートが枠を外れた以外ほとんど決定機を作ることができなかった。
68分にリバプールはベナユンに代えてジェラードを投入する。すると、ジェラードを起点にパスがつながるようになり、マンU陣地に攻め込むシーンが増える。そして迎えた77分、ペナリティーエリア内でマンUのディフェンスを抜き去ったカイトがフリーで中央のバベルにラストパスを送ると、バベルがこれをダイレクトで決め、ついにリバプールが2-1と勝ち越しを決める。
試合はこのまま終了し、数年ぶりにアンフィールドで宿敵を倒し、勝点3を挙げたリバプールは、首位チェルシーにぴったりと食らいついた。
リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 12 ファビオ・アウレリオ
DF 17 アルバロ・アルベロア
DF 23 ジェイミー・カラガー
DF 37 マルティン・シュクルテル
MF 11 アルベルト・リエラ 後半27分
MF 14 シャビ・アロンソ
MF 15 ヨシ・ベナユン 後半23分
MF 20 ハビエル・マスケラーノ 後半42分
FW 7 ロビー・キーン
FW 18 ディルク・カイト
(交代)
MF 8 スティーヴン・ジェラード 後半23分
FW 19 ライアン・バベル 後半27分
DF 4 サミ・ヒーピア 後半42分
1 ディエゴ
2 アンドレア・ドッセーナ
9 フェルナンド・トーレス
24 ダヴィド・ヌゴグ
マンチェスター・ユナイテッド
GK 1 エドウィン・ファン・デル・サール
DF 3 パトリス・エヴラ
DF 5 リオ・ファーディナンド
DF 6 ウェズ・ブラウン
DF 15 ネマニャ・ヴィディッチ
MF 8 アンデルソン 後半33分
MF 10 ウェイン・ルーニー
MF 16 マイケル・キャリック 後半0分
MF 18 ポール・スコールズ 後半21分
FW 9 ディミテル・ベルバトフ
FW 32 カルロス・テベス
(交代)
MF 11 ライアン・ギグス 後半0分
MF 4 オーウェン・ハーグリーヴス 後半21分
MF 17 ナニ 後半33分
22 ジョン・オシー
23 ジョニー・エヴァンス
24 ダレン・フレッチャー
29 トマシュ・クシュチャク
月曜日, 9月 15, 2008
リバプールがマンUを破る
ラベル:
08/09プレミアリーグ,
リバプール
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