火曜日, 4月 28, 2009

08/09プレミア~第31週結果&順位


2009年4月25日(土)
ウェストハム 0 - 1 チェルシー
ボルトン 1 - 1 A・ヴィラ
エヴァートン 1 - 2 マンC
フルアム 1 - 0 ストーク
ハル 1 - 3 リヴァプール
WBA 3 - 0 サンダーランド
マンU 5 - 2 トテナム

2009年4月26日(日)
アーセナル 2 - 0 ミドルスブラ
ブラックバーン 2 - 0 ウィガン

2009年4月27日(月)
ニューカッスル 0 - 0 ポーツマス

08/09第31週プレミア~ハルvsリバプール




リバプール、カイトの2ゴールでハル・シティを下す
2009年4月26日(日) 11時57分 スポーツナビ

 25日のイングランド・プレミアリーグ第34節、アウエーでハル・シティと対戦したリバプールは、カイトの2ゴールとシャビ・アロンソのゴールで3-1と勝利し、首位マンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差3をキープした。

 リーグ前半戦は“インクレディブル・ハル”と呼ばれて強豪を相手に善戦し、今シーズンの台風の目となったハル・シティ。だが、後半戦にかけて勢いが衰え、いつの間にか降格争いのただ中にいる。そのハル・シティを相手に、一戦も落とすことができないリバプールは、故障中のジェラードを除きほぼベストメンバーで臨んだ。

 リバプールのベニテス監督は、ジェラードに代わってレイバ(ルーカス)を中盤の司令塔に据え、カイトとベナユンをサイド、トップにトーレスを置いた。だがレイバは前線の2人と息が合わず、効果的なパスを供給することができない。だが、対するハル・シティも決定的な場面を作ることができず、前半は両チーム無得点のまま終了するかに思えた。しかし前半終了直前、リバプールはゴール正面でFKのチャンスをつかむ。シャビ・アロンソの蹴ったFKは一度は壁に当たったものの、自らこの跳ね返ったボールを豪快にゴールにたたき込み、リバプールが先制点を挙げた。

 リバプールの得点を何とか1点に食い止めていたハル・シティだったが、59分にフォランがシュクルテルと競り合った際に暴行を加えたとして退場処分となると、流れは一気にリバプールに傾いた。その直後の63分、リバプールはシュクルテルのシュートをカイトがうまく頭で合わせて2点目のゴールを奪う。

 しかしハル・シティも意地を見せ、73分にジオバンニのゴールで1点を返すと、その後もセットプレーから何度かチャンスを作るが、同点ゴールを奪うまでには至らない。対するリバプールもトーレスに決定機が訪れるが、ヘディングシュートはクロスバーに嫌われてしまう。そして試合終盤の89分、リバプールはようやく追加点を挙げて試合を決める。アルベロアからのクロスを相手GKがはじいた浮き球を、カイトが直接ボレーで決めてリバプールが3-1とし、ハル・シティを振り切った。



2009年4月25日(土)
キックオフ 23:00 (現地時間 15:00)/会場:KCスタジアム(ハル)/主審:マーティン・アトキンソン

ハル・シティ 1 (0-1/1-2) 3 リヴァプール

(得点)
ハル:ジオヴァンニ(後半28分)

リバプール:シャビ・アロンソ(前半45分)、カイト(後半18分、後半44分)


ハル・シティ
GK 1 ボアズ・ミヒル
DF 6 マイケル・ターナー
DF 17 ケヴィン・キルバーン
DF 21 サム・リケッツ
DF 24 カミル・ザイェット
MF 7 クレイグ・ファガン 後半17分
MF 8 ニック・バーンビー 後半17分
MF 10 ジオヴァンニ
MF 20 ジョージ・ボアテング 後半34分
MF 22 ディーン・マーニー
FW 18 ケイレブ・フォラン

(控え)
DF 15 ベルナール・メンディ 後半17分
FW 25 ダニエル・カズン 後半17分
FW 28 マムチョ 後半34分
11 ブライアン・ヒューズ
12 マット・デューク
14 リチャード・ガルシア
16 ペテル・ハルモシ




リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 17 アルバロ・アルベロア
DF 22 エミリアーノ・インスーア
DF 23 ジェイミー・カラガー
DF 37 マルティン・シュクルテル
MF 14 シャビ・アロンソ
MF 15 ヨシ・ベナユン 後半43分
MF 18 ディルク・カイト 後半46分
MF 20 ハビエル・マスチェラーノ 後半40分
MF 21 ルーカス
FW 9 フェルナンド・トーレス

(控え)
FW 31 ナビル・エル・ザール 後半40分
DF 5 ダニエル・アッガー 後半43分
DF 2 アンドレア・ドッセーナ 後半46分
1 ディエゴ
11 アルベルト・リエラ
12 ファビオ・アウレリオ
24 ダヴィド・エヌゴグ

土曜日, 4月 25, 2009

08/09プレミア~第30週結果&順位


2009年4月18日(土)
Aヴィラ 1 - 1 ウェストハム
ミドルスブラ 0 - 0 フルアム
ポーツマス 1 - 0 ボルトン
ストーク 1 - 0 ブラックバーン
サンダーランド 1 - 0 ハル

2009年4月19日(日)
トテナム 1 - 0 ニューカッスル
マンC 4 - 2 WBA

2009年4月21日(火)
リヴァプール 4 - 4 アーセナル

2009年4月22日(水)
マンU 2 - 0 ポーツマス(延期分)
チェルシー 0 - 0 エヴァートン

08/09第30週プレミア~リバプールvsアーセナル




アルシャヴィンが4発! リヴァプール対アーセナルは壮絶ドロー/プレミア
2009年4月22日(水) 11時37分 ISM

 プレミアリーグは現地時間21日に1試合が行われ、アルシャヴィンが4ゴールと大活躍したアーセナルがリヴァプールと4対4で引き分けた。一方、チャンピオンズリーグ準々決勝・セカンドレグのチェルシー戦に続き、4ゴールを奪ったリヴァプールだが、悲願の優勝に向けて痛いドローとなった。

 依然としてケガでキャプテンのジェラードを欠くリヴァプールだが、序盤から積極的な姿勢を見せ、フェルナンド・トーレスやベナユンがチャンスを掴む。だが先制したのはアーセナル。36分、セスク・ファブレガスの折り返しからアルシャヴィンがまず1点目を決めた。

 後半に入って盛り返したリヴァプールは、49分にカイトのクロスからF・トーレスが頭で決め追い付くと、56分にはカイトのパスから今度はベナユンが決めて逆転。だがディフェンスが崩れてしまい、67分にアルベロアがアルシャヴィンにボールを奪われて失点すると、その3分後にはアウレリオのクリアミスからアルシャヴィンにハットトリックを許してしまう。

 諦めないリヴァプールはその直後、F・トーレスが見事なタッチから試合を振り出しに戻すと、F・トーレスはさらにヘディングで逆転ゴールを狙う。だがこれは、ゴールライン上でギッブスがクリア。何とか勝ちたいリヴァプールだったが、90分にアーセナルの素早いカウンターを浴び、最後はウォルコットのお膳立てからアルシャヴィンに4ゴール目を奪われてしまった。

 リヴァプールはロスタイム、ベナユンがこの日2点目となるゴールを決め、辛うじて追い付くことに成功、勝ち点を71としてマンチェスターUに並び、得失点差で暫定首位に立った。しかし、マンUは消化が2試合少ないため、リヴァプールは1990年以来となる優勝に向けて厳しい立場に追い込まれている。

 リヴァプールのベニテス監督は英『スカイスポーツ』に対し、「我々はミスをしすぎたが、気迫を見せたし、決して諦めなかった。それは残りのシーズンに向けてポジティブなことだ」とコメント、「説明するのは難しい。おそらく我々はややナーバスになっていたんだろう。だが、いいチームを相手に1ポイントを挙げている」と試合を振り返った。だが同監督は、「マンUがリードしているが、我々は最後まで戦う姿勢を示したし、最後の試合までそれを続けるよ」と付け加え、逆転優勝を諦めてはいないと強調している。

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リバプールが神懸かった粘りでドロー、アーセナルのアルシャービンは4得点
2009年4月22日(水) 11時40分 スポーツナビ


拡大写真
 首位マンチェスター・ユナイテッド(マンU)とリーグ優勝を激しく争うリバプールは21日、ホームのアンフィールドでアーセナルと対戦した。試合は、後半だけで両チーム合わせて7ゴールが乱れ飛ぶ激戦となったが、最後は4-4の引き分けに終わった。また、この試合でアーセナルのアンドレイ・アルシャービンは、リバプール相手にアウエーで4ゴールを決める離れ業を演じた。

 前半にアルシャービンのゴールで1点リードされたリバプールは、後半に入りエースのフェルナンド・トーレス、ベナユンの立て続けのゴールで一度は逆転。だが、アーセナルは3分間にアルシャービンが2ゴールを奪う効率のよい攻撃で、再びリードを奪った。だがリバプールも負けじとトーレスが2点目を決めて、3-3の同点に追いつく。どちらに転んでもおかしくない試合は、90分にアルシャービンがこの日4ゴール目を決めて決着がついたかに思われたが、ロスタイムにベナユンの同点弾が飛び出し、リバプールが最低限の勝ち点1を手に入れた。

 ホームのリバプールは、前半開始から20分近くにわたって猛攻を仕掛けてアーセナルを圧倒。トーレスの2本のシュートや、ベナユンが相手GKと1対1になるなど、果敢に相手ゴールを狙い、アーセナルのGKファビアンスキを脅かした。しかし、最初に均衡を破ったのはアーセナルの方だった。36分、リバプール陣内でボールを奪ったアーセナルは、ナスリ、セスクとつないで最後はアルシャービンが左足で決めて先制。前半のゴールはこの1点だけにとどまったが、ドラマは後半に待っていた。

 後半開始早々の49分、右サイドのカイトからのクロスをトーレスがヘディングでうまく右隅に決め、リバプールが同点に追いつく。その6分後には、再びカイトからのボールをベナユンがヘディングで競り合い、浮いたボールがそのままゴール内へ。GKファビアンスキは懸命にゴール外に押し出したものの、ボールは空中でゴールラインを割っており、得点と認められてリバプールが2-1と逆転に成功した。

 しかし、アンフィールドのファンの喜びは長くは続かなかった。66分、リバプール陣内でDFアルベロアからボールを奪ったアルシャービンがそのままドリブルで持ち込み、ゴール右隅に弾丸シュートを打ち込み、アーセナルが2-2と再び追いつく。アルシャービンはその3分後にも、リバプールDFのクリアミスからのルーズボールをゴール中央にたたき込み、ハットトリックを達成。アーセナルが3-2と逆転した。

 だが、リバプールはあきらめなかった。逆転された直後の72分、ゴール前でボールを受けたトーレスがDFをかわして放ったシュートは、再三好セーブを見せていたGKファビアンスキの手をはじいてゴールイン。試合は3-3の振り出しに戻り、勝負の行方は全く分からない展開となる。

 その後も両チームは何度か決定的なチャンスを得るが、追加点のないまま試合は終盤を迎える。タイムアップ間近の90分、リバプールのCKからボールを奪ったアーセナルのウォルコットが自陣から一気にピッチを駆け上がり、相手陣内へ攻め込むと、最後はラストパスを受けたアルシャービンが左足で4ゴール目を決め、チームに勝ち越し点をもたらした。

 もはやこれまでかと思われたリバプールだったが、ホームのサポーターを前に神懸かった粘りを見せた。ロスタイム3分、右サイドからのクロスのこぼれ球をベナユンが右足で押し込んで4-4。リバプールが意地を見せて引き分けに持ち込み、スペクタクルはゴールショーはこのまま幕を閉じた。

 この結果、22日にポーツマスと対戦するマンUと勝ち点で並んだ(マンUは2試合少ない)リバプールだが、マンUが順当に勝てば両者の勝ち点差は3ポイントに広がる。一方のアーセナルは、昨年の11月30日のチェルシー戦以来、プレミアリーグで19試合連続無敗を続けている。



2009年4月21日(火)
キックオフ 28:00 (現地時間 20:00)/会場:アンフィールド・ロード(リヴァプール)/主審:ハワード・ウェブ

リヴァプール 4 (0-1/4-3) 4 アーセナル

(得点)
リバプール:トーレス(後半4分)、ベナユン(後半11分)、トーレス(後半27分)、ベナユン(後半48分)

アーセナル:アルシャヴィン(前半36分、後半22分、後半25分、後半45分)


リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 5 ダニエル・アッガー
DF 12 ファビオ・アウレリオ
DF 17 アルバロ・アルベロア
DF 23 ジェイミー・カラガー
MF 11 アルベルト・リエラ 後半28分
MF 14 シャビ・アロンソ
MF 15 ヨシ・ベナユン
MF 18 ディルク・カイト 後半41分
MF 20 ハビエル・マスチェラーノ
FW 9 フェルナンド・トーレス

(控え)
FW 19 ライアン・バベル 後半28分
FW 31 ナビル・エル・ザール 後半41分
1 ディエゴ
2 アンドレア・ドッセーナ
21 ルーカス
24 ダヴィド・エヌゴグ
37 マルティン・シュクルテル




アーセナル
GK 21 ルカシュ・ファビアンスキ
DF 3 バガリ・サグナ
DF 5 コロ・ハビブ・トゥレ
DF 18 ミカエル・シルヴェストル
DF 40 キーラン・ギブス
MF 4 セスク・ファブレガス
MF 8 サミル・ナスリ
MF 15 デニウソン 後半20分
MF 17 アレクサンドレ・ソング
MF 23 アンドレイ・アルシャヴィン
FW 26 ニクラス・ベントナー 後半47分

(控え)
FW 14 テオ・ウォルコット 後半20分
MF 2 アブ・ディアビ 後半47分
9 エドゥアルド・ダ・シウヴァ
12 カルロス・ベラ
16 アーロン・ラムジー
24 ヴィト・マンノナ
27 エマニュエル・エブエ

金曜日, 4月 17, 2009

08/09プレミア~第29週結果&順位


2009年4月11日(土)
リヴァプール 4 - 0 ブラックバーン
チェルシー 4 - 3 ボルトン
ミドルスブラ 3 - 1 ハル
ポーツマス 2 - 2 WBA
サンダーランド 1 - 2 マンU
トテナム 1 - 0 ウェストハム
ウィガン 1 - 4 アーセナル
ストーク 1 - 1 ニューカッスル

2009年4月12日(日)
A・ヴィラ 3 - 3 エヴァートン
マンC 1 - 3 フルアム

チェルシー、リバプールとの壮絶な打ち合いを制しCL準決勝へ




チェルシー、リバプールとの壮絶な打ち合いを制しCL準決勝へ
2009年4月15日(水) 11時33分 スポーツナビ

 スタンフォードブリッジに新たなドラマが生まれた。欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第1戦でアウエーながら3-1と勝利を収めたチェルシーは、14日の第2戦を有利な状況で迎えた。しかし、勝負をあきらめないリバプールの粘りの前にチェルシーは思わぬ苦戦を強いられ、最後は4-4という誰も予想していなかった劇的なスコアで辛くも逃げ切った。両チーム16本ずつ、合計32本ものシュートが飛び交う乱打戦を制して準決勝の切符を手にしたのは、“ブルーズ”(チェルシーの愛称)だった。

 リバプールは前半を2-0とリードして折り返し、逆転勝利への期待がふくらむが、後半にチェルシーが反撃を開始。試合はここから、すさまじい点取り合戦の様相を見せる。チェルシーは57分までに2-2の同点に追いつくと、76分のランパードのゴールでいったんは3-2と逆転に成功する。だが、追いすがるリバプールもすぐに追いつき、さらにカイトのゴールで4-3と再び逆転。もう1点リードを広げれば準決勝進出が決まるところまでチェルシーを追い詰めたリバプールだったが、最後はランパードのゴールで追いつかれてしまい、万事休すとなった。

 この日、ピッチには主将スティーブン・ジェラードの姿はなかったが、リバプールは開始からフェルナンド・トーレスらを中心にアグレッシブに攻撃を仕掛けた。すると、この姿勢がチェルシーのゴールをこじ開ける。19分、ファビオ・アウレリオが左足から放ったFKがGKチェフの逆を突き、リバプールに先制点をもたらす。さらに28分にも、ファビオ・アウレリオのFKからゴール前の競り合いでイバノビッチがシャビ・アロンソをつかみ倒したとして、リバプールにPKが与えられる。これをシャビ・アロンソが自ら決めて、リバプールは早くも2点をリードした。この時点でチェルシーのサポーターの脳裏には嫌な予感が漂ったに違いない。

 だが、この2失点で目が覚めたのか、後半に入ってすぐにチェルシーは攻撃の手を強める。まず51分、アネルカのクロスがゴール前のドロクバの足に触れ、微妙にコースが変わったボールがGKレイナの手に当たりそのままゴールイン。さらにチェルシーは6分後にゴール正面でFKを得ると、アレックスが目の覚めるような弾丸ライナーをたたき込み、2-2の同点に追いついた。
 その後もチェルシーの猛攻は続く。76分、ドロクバが中央から左に流れながらボールを受けると、そのままDFをかわして中へ折り返し、フリーになったランパードが決めて逆転。チェルシーはここでリバプールに引導を渡したかに見えた。

 しかし勝負はまだついていなかった。ここからリバプールは捨て身の反撃に出る。81分、ルーカス・レイバが放ったミドルシュートがエッシェンに当たって方向が変わり、GKチェフは動けずにそのままゴールへ。このラッキーゴールで3-3に追いついたリバプールは、直後の83分に、途中出場のリエラが左サイドからDFをかわして速いクロスを送り、カイトが頭で押し込んで、リバプールが再び試合をひっくり返した。

 残り時間わずかながら奇跡の逆転にあと一歩と迫ったものの、リバプールの粘りもここまでだった。89分、ドロクバが相手DFを振り切りドリブルでサイドから持ち込むと、アネルカを経て最後はゴール前のランパードが中央からシュート。弧を描いたボールは左ポストに当たってゴールに吸い込まれ、チェルシーが最後の最後にとどめを刺した。

 見る者すべてを興奮と感動の渦に巻き込んだスペクタクルな一戦は、こうして4-4の引き分けに終わった。この結果、バイエルン・ミュンヘンを退けたバルセロナの準決勝の相手はチェルシーに決まった。

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意地の4発も…リバプール“奇跡”起きず
2009年4月16日(木) 7時3分 スポーツニッポン

 【欧州CL リバプール4―4チェルシー】リバプールが壮絶に散った。ホームの第1戦で予想外の完敗を喫し、消化試合になりかねなかった第2戦で意地の4得点。敗れはしたが、大会史上に残る死闘を演じた。

 「こういう負け方であれば顔を上げて胸を張れる。素晴らしい戦いを演じた選手を誇りに思う」

 ベニテス監督が振り返った。後がない状況から2度にわたってチェルシーを追い込んだ。序盤から前線でプレスをかけて積極的に攻め、前半は2―0。攻めざるを得ない中で後半はカウンターに苦しんで2―3とされたが、36分、38分と続けて得点して4―3。05年CL決勝でACミランに0―3から追いつき、PK戦を制した“イスタンブールの奇跡”を予感させる状況をつくりあげた。

 終了1分前に4―4とされて力尽きたが、チェルシーがホームのCL戦で3失点以上するのは73戦目で初めて。5季連続のCL対決となった相手とは準決勝で対戦した昨季に続く連敗となったものの、大黒柱のMFジェラード主将を股関節痛で欠いた中、力を示した。

 ファン96人が観客席の事故で圧死した「ヒルズボロの悲劇」から20年目の節目となる追悼式典を試合翌日に控え、スタンドには犠牲者の名を記した旗も掲げられた。「96人と遺族のために挑戦しないと」と逆転を誓っていたフェルナンド・トーレスは不発に終わって唇をかみしめたが「ファンも喜んでくれたと思う。プレミアリーグへ前向きに考えたい」と指揮官。悔しさは首位マンチェスターUを勝ち点1差で追う国内リーグで晴らす。


2009年4月14日(火)
キックオフ 27:45 (現地時間 19:45)/会場:スタンフォード・ブリッジ(ロンドン)/主審:ルイス・メディナ・カンタレホ

チェルシー 4 (0-2/4-2) 4 リヴァプール

(得点)
チェルシー:ドログバ(後半6分)、アレックス(後半12分)、ランパード(後半31分、後半44分)

リバプール:アウレリオ(前半19分)、アロンソ(前半28分)、ルーカス(後半36分)、カイト(後半37分)



チェルシー
GK 1 ペトル・チェフ
DF 2 ブラニスラフ・イヴァノヴィッチ
DF 3 アシュリー・コール
DF 6 リカルド・カルヴァーリョ
DF 33 アレックス
MF 5 ミカエル・エッシェン
MF 8 フランク・ランパード
MF 13 ミヒャエル・バラック
FW 11 ディディエ・ドログバ 後半49分
FW 15 フローラン・マルダ
FW 21 サロモン・カルー 前半36分

(控え)
FW 39 ニコラ・アネルカ 前半36分
FW 9 フランコ・ディ・サント 後半49分
12 ジョン・オビ・ミケル
20 デコ
35 ベレッティ
40 イラリオ
42 マイケル・マンシエン




リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 12 ファビオ・アウレリオ
DF 17 アルバロ・アルベロア 後半40分
DF 23 ジェイミー・カラガー
DF 37 マルティン・シュクルテル
MF 14 シャビ・アロンソ
MF 20 ハビエル・マスチェラーノ 後半24分
MF 21 ルーカス
FW 9 フェルナンド・トーレス 後半35分
FW 15 ヨシ・ベナユン
FW 18 ディルク・カイト

(控え)
MF 11 アルベルト・リエラ 後半24分
FW 24 ダヴィド・エヌゴグ 後半35分
FW 19 ライアン・バベル 後半40分
1 ディエゴ
2 アンドレア・ドッセーナ
4 サミ・ヒューピア
5 ダニエル・アッガー

日曜日, 4月 12, 2009

08/09第29週プレミア~リバプールvsブラックバーン


リバプール、トーレスの2ゴールでブラックバーンに大勝
2009年4月12日(日) 12時0分 スポーツナビ

 11日に行われたイングランド・プレミアリーグ第32節、リバプールはホームでブラックバーンと対戦し、F・トーレスの2ゴールなどで4-0と大勝を収めた。リバプールは8日のCL準々決勝第1戦でチェルシーに1-3と敗れたショックを引きずることなく、リーグ戦では首位マンUと勝ち点1差の2位に踏みとどまった。

 リバプールのベニテス監督は、CLのチェルシー戦から4選手を入れ替えた。ジェラード、シュクルテル、ルーカス、アウレリオに代わって、この日はアッガー、ベナユン、マスチェラーノ、インスアが先発した。

 しかし、早々に試合の流れを引き寄せたのはエースのトーレスだった。5分、ペナルティーエリア内でカラガーのロングパスを胸でトラップすると、振り向きざまに豪快なボレーシュート。これがゴール左へと突き刺さり、リバプールが1点を先制した。
 インスピレーションに満ちたプレーでブラックバーン守備陣を翻弄(ほんろう)し続けたトーレスは33分にも、シャビ・アロンソの左からのFKに頭で合わせて2-0とリードを広げた。

 リバプールは後半も一方的に試合を進めると、終盤の83分には、無抵抗な相手にアッガーが中央からドリブル突破。強烈なミドルシュートを突き刺して3点目を奪った。90分には、ルーカスがヘディングでゴール前へと送ったボールをエヌゴグが頭で押し込み4-0として、大勝を締めくくった。


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ヒルズボロの悲劇から20周年、犠牲者にはジェラードの従兄弟も
2009年4月12日(日) 11時56分 スポーツナビ

 1989年4月15日に起こったイングランドサッカー界最大の惨事“ヒルズボロの悲劇”(※注)は、来週の水曜日でちょうど20周年を迎える。

 11日にアンフィールド(リバプールのホームスタジアム)で行われたイングランド・プレミアリーグ、リバプール対ブラックバーンの試合前、事故で亡くなった人々への追悼セレモニーが厳かに行われた。試合開始前にブラックバーンの主将スティーブン・ウォーノックがピッチに花輪をささげた後、両チームの選手およびスタンドのファンが1分間の黙祷(もくとう)を行い、犠牲者の冥福を祈った。

 この犠牲者の中には、リバプールのスティーブン・ジェラードの従兄弟(いとこ)も含まれていた。ジェラードは、事故から20周年を迎えるにあたり、次のようにコメントを残した。
「残念なことに僕と僕の家族は、従兄弟のジョン=ポール・ギルフーリーの訃報(ふほう)を受け取った。自分の従兄弟が圧死したというショックから立ち直ることは容易ではなかったよ。だが、母と父、家族が僕を支えてくれたおかげで僕はこの悲劇を乗り越えることができ、今こうしてサッカー選手をやっているんだ。ヒルスボロの悲劇は、リバプールにとって重要な出来事だ。僕たちは、96人の犠牲者のことはを永遠に忘れることはないだろう」

(※注)1989年4月15日、FAカップ準決勝、リバプール対ノッティングガム・フォレスト戦が行われた中立地のヒルズボロ・スタジアムで、スタンドの立ち見客が将棋倒しになり、96人が死亡、200人以上が負傷するという大惨事が起こった。


2009年4月11日(土)
キックオフ 20:45 (現地時間 12:45)/会場:アンフィールド・ロード(リヴァプール)/主審:マイク・ライリー

リヴァプール 4 (2-0/2-0) 0 ブラックバーン・ローヴァーズ

(得点)
リバプール:トーレス(前半5分、前半33分)、アッガー(後半38分)、エヌゴグ(後半45分)


リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 5 ダニエル・アッガー
DF 17 アルバロ・アルベロア
DF 22 エミリアーノ・インスア
DF 23 ジェイミー・カラガー
MF 11 アルベルト・リエラ
MF 14 シャビ・アロンソ 後半42分
MF 15 ヨシ・ベナユン
MF 20 ハビエル・マスチェラーノ
FW 9 フェルナンド・トーレス 後半29分
FW 18 ディルク・カイト 後半40分

(控え)
FW 31 ナビル・エル・ザール 後半29分
FW 24 ダヴィド・エヌゴグ 後半40分
MF 21 ルーカス 後半42分
1 ディエゴ
2 アンドレア・ドッセーナ
8 スティーヴン・ジェラード
37 マルティン・シュクルテル




ブラックバーン・ローヴァーズ
GK 1 ポール・ロビンソン
DF 2 アンドレ・オーイエル
DF 6 ライアン・ネルソン
DF 17 キース・アンドリューズ
DF 21 ガエル・ジヴェ
MF 3 スティーヴン・ウォーノック
MF 5 トゥガイ・ケリモール 後半22分
MF 8 デヴィッド・ダン 後半15分
MF 15 アーロン・モコエナ 後半0分
MF 24 キース・トレーシー
FW 4 クリストファー・サンバ

(控え)
FW 39 アーロン・ドーラン 後半0分
MF 19 カルロス・ビジャヌエバ 後半15分
MF 11 ヴィンス・グレッラ 後半22分
10 ベネディクト・マッカーシー
13 ズラブ・ヒザニシュヴィリ
29 マルティン・オルソン
38 マーク・バン

2009 J1 第5節~FC東京vs鹿島




鹿島・大迫、リーグ戦初ゴールは決勝点!
4月12日16時38分配信 サンケイスポーツ

 Jリーグ1部(J1)第5節で昨季王者・鹿島の大物ルーキーFW大迫勇也がリーグ戦(FC東京)に先発出場し、決勝点となるリーグ戦初ゴールを挙げた。

 試合開始直後の前半1分にFWマルキーニョスが豪快ミドルシュートを放ちDFに当たって方向が変わり先制。15分にはペナルティエリアでパスをもらった大迫が相手をかわして右足を振り抜きリーグ戦初ゴールとなる追加点を挙げた。

 FC東京に40分、FW赤嶺のヘッドで1点を返し、後半も攻勢だったが、鹿島守備陣に跳ね返され2点目が奪えなかった。

 ACL2試合を含め5戦連続のスタメン入り。日本代表復帰をにらむ興梠や田代ら先輩FWを抑えての起用に、オリベイラ監督の期待がうかがえる。これまでリーグ戦2試合ではゴールがなかったが、この1発でレギュラー定着へ大きくアピールした。



第5節 2009年4月12日
キックオフ:13:00 /試合会場:味の素スタジアム
観客数:32913人

FC東京 1 (1-2/0-0) 2 鹿島アントラーズ

(得点)
東京:赤嶺 真吾(前半40分)

鹿島:マルキーニョス(前半1分)、大迫 勇也(前半15分)


(戦評)
開始早々、鹿島はマルキーニョスのミドルシュートで先制。その後も攻め手を緩めず、F東京ゴールに迫る。前半15分には大迫が独力で左サイドを崩し、追加点を挙げた。劣勢のF東京は同40分、敵陣でのスローインを受けた羽生がクロス。これを赤嶺がヘッドで合わせ、前半を1-2で折り返す。後半の立ち上がりはF東京のペース。サイド攻撃とCKから立て続けにチャンスを迎えるが、石川や今野が決定機を決め切れない。結局、鹿島が勝ち点3を物にした。


FC東京 スターティングメンバー
GK 20 権田 修一
DF 25 徳永 悠平
DF 2 茂庭 照幸
DF 3 佐原 秀樹
DF 5 長友 佑都
MF 6 今野 泰幸
MF 22 羽生 直剛
MF 18 石川 直宏 後半17分
MF 10 梶山 陽平
FW 9 カボレ 後半13分
FW 24 赤嶺 真吾 後半29分

(控え)
GK 31 廣永 遼太郎
MF 7 浅利 悟
MF 19 大竹 洋平 後半17分
MF 28 米本 拓司
MF 40 鈴木 達也 後半13分
FW 13 平山 相太 後半29分
FW 32 近藤 祐介




鹿島アントラーズ スターティングメンバー
GK 21 曽ヶ端 準
DF 2 内田 篤人
DF 3 岩政 大樹
DF 19 伊野波 雅彦
DF 35 パク チュホ
MF 15 青木 剛
MF 40 小笠原 満男
MF 10 本山 雅志 後半8分
MF 8 野沢 拓也 後半37分
FW 18 マルキーニョス
FW 34 大迫 勇也 後半14分

(控え)
GK 1 小澤 英明
DF 4 大岩 剛
DF 7 新井場 徹 後半8分
MF 14 増田 誓志 後半37分
MF 25 遠藤 康
FW 13 興梠 慎三 後半14分
FW 17 佐々木 竜太

金曜日, 4月 10, 2009

リバプール、ホームでチェルシーにまさかの敗戦=CL


2009年4月9日(木) 11時55分 スポーツナビ

 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ準々決勝、イングランド・プレミアリーグ勢同士の対決となったリバプール対チェルシーの第1戦が8日に行われ、アウエーのチェルシーが3-1で勝利し、ホームで行う第2戦に向け大きなアドバンテージを手にした。
 チェルシー入団以来1ゴールも決めていない男が大舞台で2ゴールを挙げ、チームを勝利に導いた。この日、故障中のボシングワに代わってチェルシーの右サイドバックに先発起用されたイバノビッチは、同点ゴールと逆転ゴールをいずれもヘディングで決める活躍を見せ、主役を演じた。
 そして、ベニテスとヒディンクという2人の外国人知将によるイングランド名門チーム同士の激突は、意表をつく結果で第1ラウンドの幕を閉じた。

 アンフィールドのファンの後押しを受けて序盤から積極的にチェルシーゴールを狙うリバプールは、3分にはカイトがあいさつ代わりのシュートを放ち、相手GKチェフを脅かすと、6分に早くも最初のゴールチャンスが訪れる。カイトのヒールパスを受けたアルベロアが右サイドから中央に低いクロスを入れると、これをトーレスが決め、リバプールが幸先よく先制する。

 エースによる開始早々の得点で、アンフィールドのサポーターはリバプールがチェルシーを圧倒することを信じて疑わなかっただろう。だがこの直後、一瞬のすきを突いてドロクバがGKレイナと1対1となる。だが、ここはレイナが体を張って防ぎ、何とかピンチをしのいだ。

 ボールポゼッションでは圧倒していたリバプールだったが、チェルシーも数少ないながらゴール前で何度か決定的なチャンスを迎える。ドロクバのパスからマルーダが放ったシュートはゴールの上にわずかに逸れるが、直後に今度はリバプールが、トーレスの惜しいシュートで応戦。29分にはバラックのパスからドロクバが再び決定機を迎えるが、これを大きくふかしてしまう。負けていないリバプールも、アルベロアが個人技からシュートに持ち込むが、わすかにゴール左に外れる。前半は、CL準々決勝にふさわしい見応えのある攻め合いとなった。

 チェルシーに流れが傾いたのは前半終了が近い39分だった。マルーダのCKにイバノビッチが頭で合わせ、チェルシーは同点に追いつく。リバプールも、その1分後にカイトがDFテリーをかわし2点目のゴールを狙うが、ここはGKチェフがセーブする。結局、前半は1-1のまま終了した。

 後半も、前半同様に決定的なシーンが両チームに交互に訪れる。まずリバプールのジェラードが最初の口火を切ると、続いてドロクバがディフェンスラインの裏に抜け出して左足でゴールに流し込むが、DFキャラガーがゴールライン上ぎりぎりでクリア。今度は、ジェラードが頭で落としたパスをトーレスがフィニッシュにいくが、両チームのエースの足から得点は生まれない。

 そしてこの均衡を破ったのは、またもやイバノビッチの頭だった。62分、左サイドからのランパードのCKをイバノビッチがヘディングで決め、この伏兵の活躍でチェルシーがリードを奪う。
 リードされてあせりが出たリバプールに対し、チェルシーはそのすきを突き、カウンターで一気に攻め込む。バラックの後方からの長いスルーパスを受けた左サイドのマルーダが中央にスピードのあるクロスを入れ、そこに走り込んだドログバが倒れ込みながら右足で合わせ、チェルシーに3点目が入る。ここで試合の決着はついた。

 ベニテス監督はここからベナユン、ドッセーナ、バベルを投入し、総攻撃を試みるが、もはやチェルシーに得点は必要なく、守りを固めて時間の経過を待つだけで良かった。それでも一矢を報うべく“ユール・ネバー・ウォーク・アローン”を歌うリバプールサポーターの声もむなしく、アンフィールドでの一戦を落としたリバプールは奇跡を信じて、14日に相手の本拠地スタンフォードブリッジに乗り込む。


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ジェラード、CLチェルシー戦出場危機
2009年4月10日(金) 10時28分 ISM

 現地時間9日(以下現地時間)、そ径部に負傷を抱えるリヴァプール(イングランド)のイングランド代表MFスティーヴン・ジェラードが、14日に行なわれるチェルシー(イングランド)とのチャンピオンズリーグ(以下CL)準々決勝・セカンドレグの試合を欠場する可能性があることが分かった。ロイター通信が報じている。

 主将としてリヴァプールを牽引するジェラードだが、4日のイングランド・プレミアリーグのフルハム戦で、今季序盤に負ったそ径部のケガが再発。8日にホームで行なわれたCL準々決勝1stレグには負傷を押して出場したが、チェルシーMFエッシェンの厳しいマークもあり、終始沈黙を強いられ、チームも1対3で敗れた。

 精密検査の結果は10日に明らかになるが、結果次第では週末のプレミアリーグと、翌週行なわれるCLセカンドレグを欠場する可能性もある。同選手の離脱が決まれば、リーグ戦とCLの両方でタイトル獲得を目指すチームにとっては、大きな痛手となる。

 そのジェラードについて、リヴァプールのラファエル・ベニテス監督は8日の試合後、「ご覧のように、スティーヴンは100%の状態ではなかった。それはフェルナンド・トーレスも同じで、彼らにはいくらか疲れがみられる。以前のような鋭さもなかった。しかし、彼らはいいプレーをしてきたし、両方とも試合に出しても大丈夫だと思った。我々にはふたりが必要だ」とコメントしている。



2009年4月8日(水)
キックオフ 27:45 (現地時間 19:45)/会場:アンフィールド・ロード(リヴァプール)/主審:クラウス・ブ・ラルセン

リヴァプール 1 (1-1/0-2) 3 チェルシー

(得点)
リバプール:フェルナンド・トーレス(前半6分)

チェルシー:イヴァノヴィッチ(前半39分、後半17分)、ドログバ(後半22分)


リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 12 ファビオ・アウレリオ 後半30分
DF 17 アルバロ・アルベロア
DF 23 ジェイミー・カラガー
DF 37 マルティン・シュクルテル
MF 8 スティーヴン・ジェラード
MF 11 アルベルト・リエラ 後半23分
MF 14 シャビ・アロンソ
MF 18 ディルク・カイト
MF 21 ルーカス 後半34分
FW 9 フェルナンド・トーレス

(控え)
MF 15 ヨシ・ベナユン 後半23分
DF 2 アンドレア・ドッセーナ 後半30分
FW 19 ライアン・バベル 後半34分
1 ディエゴ
4 サミ・ヒューピア
5 ダニエル・アッガー
24 ダヴィド・エヌゴグ




チェルシー
GK 1 ペトル・チェフ
DF 2 ブラニスラフ・イヴァノヴィッチ
DF 3 アシュリー・コール
DF 26 ジョン・テリー
DF 33 アレックス
MF 5 ミカエル・エッシェン
MF 8 フランク・ランパード
MF 13 ミヒャエル・バラック
FW 11 ディディエ・ドログバ 後半35分
FW 15 フローラン・マルダ
FW 21 サロモン・カルー

(控え)
FW 39 ニコラ・アネルカ 後半35分
6 リカルド・カルヴァーリョ
12 ジョン・オビ・ミケル
20 デコ
35 ベレッティ
40 イラリオ
42 マイケル・マンシエン

火曜日, 4月 07, 2009

2009 J1 第4節~鹿島vs京都


第4節 2009年4月4日
キックオフ:14:00 /試合会場:県立カシマサッカースタジアム
観客数:17254人

鹿島アントラーズ 2 (0-0/2-1) 1 京都サンガF.C.

(得点)
鹿島:佐々木 竜太(後半39分)、興梠 慎三(後半44分)

京都:ディエゴ(後半13分)


(戦評)
序盤から圧倒的に鹿島がボールを支配するものの、相手の厳しいマークを引きはがすことができない。セットプレーからチャンスを見いだし、前半31分に岩政、同36分に伊野波が決定機を迎えたが、いずれも枠を捕えられなかった。試合が動いたのは後半13分、4-3-3にシステムを変えた一瞬の隙を突かれ、ディエゴに先制点を許す。だが、同35分に京都の佐藤が2度目の警告で退場となると、数的有利を生かして同39分に佐々木、同44分に興梠がゴール。苦しみながらも、劇的な逆転勝利を飾った。


鹿島アントラーズ スターティングメンバー
GK 21 曽ヶ端 準
DF 2 内田 篤人
DF 3 岩政 大樹
DF 19 伊野波 雅彦 後半25分
DF 35 パク チュホ
MF 15 青木 剛
MF 40 小笠原 満男
MF 10 本山 雅志 後半11分
MF 8 野沢 拓也
FW 18 マルキーニョス
FW 34 大迫 勇也 後半33分

ベンチ入り選手
GK 1 小澤 英明
DF 4 大岩 剛
DF 7 新井場 徹 後半25分
MF 14 増田 誓志
MF 25 遠藤 康
FW 13 興梠 慎三 後半11分
FW 17 佐々木 竜太 後半33分



京都サンガF.C. スターティングメンバー
GK 21 水谷 雄一
DF 26 角田 誠
DF 4 水本 裕貴
DF 14 李 正秀
DF 6 染谷 悠太
MF 16 安藤 淳
MF 7 佐藤 勇人
MF 10 ディエゴ 後半36分
MF 22 渡邉 大剛 後半23分
FW 9 豊田 陽平
FW 11 林 丈統 後半14分

ベンチ入り選手
GK 30 松井 謙弥
DF 24 増嶋 竜也 後半14分
MF 3 シジクレイ
MF 17 中村 太亮
MF 18 加藤 弘堅 後半23分
FW 23 中村 充孝
FW 28 金 成勇 後半36分

08/09プレミア~第28週結果&順位


2009年4月4日(土)
ブラックバーン 2 - 1 トテナム
アーセナル 2 - 0 マンC
ボルトン 4 - 1 ミドルスブラ
ハル 0 - 0 ポーツマス
ニューカッスル 0 - 2 チェルシー
WBA 0 - 2 ストーク
ウェストハム 2 - 0 サンダーランド
フルアム 0 - 1 リヴァプール

2009年4月5日(日)
エヴァートン 4 - 0 ウィガン
マンU 3 - 2 Aヴィラ

08/09第28週プレミア~フルアムvsリバプール




リヴァプール、ロスタイム弾で暫定首位に!!/プレミア
2009年4月5日(日) 12時15分 ISM

 イングランド・プレミアリーグは現地時間4日に8試合が行なわれ、リヴァプールはベナユンの決勝弾で1対0とフルアムに競り勝ち、2試合消化の少ないマンチェスターUを抜いて暫定首位に立った。また、チェルシーは2対0でニューカッスルを退けている。ロイター通信が伝えた。

 公式戦最近3試合で合計13ゴールを挙げる2位リヴァプールは、アウェイで9位フルアムと対戦した。試合を支配したリヴァプールだったが、ドッセーナのヘディングシュートがクロスバーを叩いたのを皮切りに、シャビ・アロンソの狙い澄ましたシュートもバーに嫌われ、さらにF・トーレスの一撃もポストに当たってゴールはならない。

 この嫌な流れを変えたのは、後半途中から投入されたベナユンだった。精力的な動きでチャンスに絡み続けたベナユンは後半ロスタイム、右サイドから鋭くゴールを撃ち抜き、値千金の決勝弾。リヴァプールが土壇場で1対0とフルハムを退けた。

 これでリヴァプールは勝ち点を67とし、2試合消化が少ないマンチェスターU(同65)を抜いて暫定首位に浮上した。リヴァプールMFジェラードはTV局『セタンタスポーツ』のインタビューに「ドローではあまり意味がないことはみんな分かっていたし、この勝ち点3は大きい。マンUに少しでもプレッシャーをかけるために勝利が必要だった」と勝利の意義を語った。さらに、「僕らが最後まで食らいついていくということを彼らに教えられたと思う」と逆転優勝への意気込みを話していた。

 試合内容については、「誰もが今日は僕らの日ではないと思いかけた時間帯だったが、ヨッシ(ベナユン)が重要なゴールをもぎ取ってくれた。これはチームにとって、とても大きなものなるかもしれない」と振り返っていた。

 3位チェルシーは、アウェイで18位ニューカッスルと対戦。前半は先ごろシアラー新監督を迎え、モチベーションの高いニューカッスルのプレーに対して受けに回ったチェルシーだったが、56分、アネルカのシュートがクロスバーに当たった跳ね返りをランパードが押し込み先制。さらに65分にはマルダが決め、2対0とニューカッスルを振り切った。


2009年4月4日(土)
キックオフ 25:30 (現地時間 17:30)/会場:クレーヴン・コテージ(ロンドン)/主審:スティーヴ・バネット

フルアム 0 (0-0/0-1) 1 リヴァプール

(得点)ヨシ・ベナユン(後半47分)


フルアム
GK 1 マーク・シュウォーツァー
DF 3 ポール・コンチェスキ
DF 4 ジョン・ペイントシル
DF 5 ブレデ・ハンゲラント
DF 18 アーロン・ヒューズ
MF 13 ダニー・マーフィー 後半31分
MF 20 ディクソン・エトゥフ
MF 23 クリント・デンプシー
MF 25 サイモン・デイヴィス 後半34分
FW 8 アンディ・ジョンソン 後半42分
FW 9 ボビー・ザモラ

(控え)
MF 16 オリヴィエ・ダクール 後半31分
MF 11 ゾルタン・ゲラ 後半34分
FW 10 エリック・ネヴランド 後半42分
15 ディオマンシ・カマラ
19 パスカル・ツバビューラー
33 トニ・カリオ
34 クリス・バイアード




リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 17 アルバロ・アルベロア
DF 22 エミリアーノ・インスーア
DF 23 ジェイミー・カラガー
DF 37 マルティン・シュクルテル
MF 2 アンドレア・ドッセーナ 後半20分
MF 8 スティーヴン・ジェラード 後半49分
MF 14 シャビ・アロンソ
MF 18 ディルク・カイト 後半31分
MF 21 ルーカス
FW 9 フェルナンド・トーレス

(控え)
FW 19 ライアン・バベル 後半20分
MF 15 ヨシ・ベナユン 後半31分
DF 5 ダニエル・アッガー 後半49分
1 ディエゴ
11 アルベルト・リエラ
20 ハビエル・マスチェラーノ
24 ダヴィド・エンゴグ

木曜日, 4月 02, 2009

W杯予選 グループ6 イングランドvsウクライナ




ベッカム魅せた!イングランド5戦全勝…W杯欧州予選
2009年4月2日(木) 16時57分 夕刊フジ

 サッカーの2010年W杯欧州予選が1日、各地で行われ、6組のイングランドはウクライナを退けた。
9組のオランダも快勝。ともに5戦全勝で、オランダは残り3試合で1勝すれば本戦出場が決まる。5組のスペインはトルコに2-1で逆転勝ちし、6戦全勝の勝ち点18。

【ベッカム猛攻】

 聖地ウェンブリーにウクライナを迎えたイングランドが2-1で勝ち、グループ首位を維持した。J・コールら前線の選手数人をケガで欠いたカペッロ監督は、「好みのタイプじゃない」という201センチのFWクラウチを就任以来初起用。この采配が的中。29分にMFランパートのCKからDFテリーが頭で落とし、これをクラウチが押し込んで先制した。後半開始と同時に、ACミランのMFベッカムの交代出場がアナウンスされると、スタジアムから大歓声。これが代表110試合目となるベッカムは積極的にシュートを放ったが、逆に後半29分、ミランの同僚FWシェフチェンコのシュートで同点とされた。

 しかし40分、イングランドはベッカムの深いFKをMFジェラードが落とすと、テリーが決めて土壇場で勝ち越し。「床屋にいきたいのにホテルから出られなかった」というテリーの頭を、ルーニーが刈るパフォーマンスで決勝点を祝った。


2010 FIFA World Cup Qualifying Match
Group Six
8pm, Wednesday 1 April 2009
Wembley Stadium
Attendance:87548

England 2-1 Ukraine

Peter Crouch 29, John Terry 85

Andriy Shevchenko 74


England
1 David James
2 Glen Johnson
3 Ashley Cole
4 Gareth Barry
5 Rio Ferdinand (13 Phil Jagielka, 88)
6 John Terry (C)
7 Aaron Lennon (17 David Beckham, 58)
8 Frank Lampard
9 Peter Crouch (15 Shaun Wright-Phillips, 79)
10 Wayne Rooney
11 Steven Gerrard

Substitutes not used
12 Ben Foster
14 Joleon Lescott
16 Michael Carrick
18 Gabriel Agbonlahor

Manager Fabio Capello



Ukraine
12 Andrii Piatov
13 Vyacheslav Shevchuk
17 Taras Mykhalyk
5 Dmytro Chygrynsky
16 Gryporiy Yarmash
4 Anatoliy Tymoschuk (C)
14 Sergiy Valyayev (18 Sergiy Nazarenko, 61)
9 Valentyn Sliusar (2 Maksym Kalinichenko, 88)
8 Oleksandr Aliiev
15 Artem Milevskyy
10 Andriy Voronin (7 Andriy Shevchenko, 55)

Substitutes not used
1 Stanislav Bogush
3 Oleksandr Kucher
6 Andriy Rusol
11 Yevgen Seleznov.

Manager Oleksiy Mykhaylychenko

Match Officials
Referee Claus Bo Larsen (Denmark)