火曜日, 4月 28, 2009

08/09第31週プレミア~ハルvsリバプール




リバプール、カイトの2ゴールでハル・シティを下す
2009年4月26日(日) 11時57分 スポーツナビ

 25日のイングランド・プレミアリーグ第34節、アウエーでハル・シティと対戦したリバプールは、カイトの2ゴールとシャビ・アロンソのゴールで3-1と勝利し、首位マンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差3をキープした。

 リーグ前半戦は“インクレディブル・ハル”と呼ばれて強豪を相手に善戦し、今シーズンの台風の目となったハル・シティ。だが、後半戦にかけて勢いが衰え、いつの間にか降格争いのただ中にいる。そのハル・シティを相手に、一戦も落とすことができないリバプールは、故障中のジェラードを除きほぼベストメンバーで臨んだ。

 リバプールのベニテス監督は、ジェラードに代わってレイバ(ルーカス)を中盤の司令塔に据え、カイトとベナユンをサイド、トップにトーレスを置いた。だがレイバは前線の2人と息が合わず、効果的なパスを供給することができない。だが、対するハル・シティも決定的な場面を作ることができず、前半は両チーム無得点のまま終了するかに思えた。しかし前半終了直前、リバプールはゴール正面でFKのチャンスをつかむ。シャビ・アロンソの蹴ったFKは一度は壁に当たったものの、自らこの跳ね返ったボールを豪快にゴールにたたき込み、リバプールが先制点を挙げた。

 リバプールの得点を何とか1点に食い止めていたハル・シティだったが、59分にフォランがシュクルテルと競り合った際に暴行を加えたとして退場処分となると、流れは一気にリバプールに傾いた。その直後の63分、リバプールはシュクルテルのシュートをカイトがうまく頭で合わせて2点目のゴールを奪う。

 しかしハル・シティも意地を見せ、73分にジオバンニのゴールで1点を返すと、その後もセットプレーから何度かチャンスを作るが、同点ゴールを奪うまでには至らない。対するリバプールもトーレスに決定機が訪れるが、ヘディングシュートはクロスバーに嫌われてしまう。そして試合終盤の89分、リバプールはようやく追加点を挙げて試合を決める。アルベロアからのクロスを相手GKがはじいた浮き球を、カイトが直接ボレーで決めてリバプールが3-1とし、ハル・シティを振り切った。



2009年4月25日(土)
キックオフ 23:00 (現地時間 15:00)/会場:KCスタジアム(ハル)/主審:マーティン・アトキンソン

ハル・シティ 1 (0-1/1-2) 3 リヴァプール

(得点)
ハル:ジオヴァンニ(後半28分)

リバプール:シャビ・アロンソ(前半45分)、カイト(後半18分、後半44分)


ハル・シティ
GK 1 ボアズ・ミヒル
DF 6 マイケル・ターナー
DF 17 ケヴィン・キルバーン
DF 21 サム・リケッツ
DF 24 カミル・ザイェット
MF 7 クレイグ・ファガン 後半17分
MF 8 ニック・バーンビー 後半17分
MF 10 ジオヴァンニ
MF 20 ジョージ・ボアテング 後半34分
MF 22 ディーン・マーニー
FW 18 ケイレブ・フォラン

(控え)
DF 15 ベルナール・メンディ 後半17分
FW 25 ダニエル・カズン 後半17分
FW 28 マムチョ 後半34分
11 ブライアン・ヒューズ
12 マット・デューク
14 リチャード・ガルシア
16 ペテル・ハルモシ




リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 17 アルバロ・アルベロア
DF 22 エミリアーノ・インスーア
DF 23 ジェイミー・カラガー
DF 37 マルティン・シュクルテル
MF 14 シャビ・アロンソ
MF 15 ヨシ・ベナユン 後半43分
MF 18 ディルク・カイト 後半46分
MF 20 ハビエル・マスチェラーノ 後半40分
MF 21 ルーカス
FW 9 フェルナンド・トーレス

(控え)
FW 31 ナビル・エル・ザール 後半40分
DF 5 ダニエル・アッガー 後半43分
DF 2 アンドレア・ドッセーナ 後半46分
1 ディエゴ
11 アルベルト・リエラ
12 ファビオ・アウレリオ
24 ダヴィド・エヌゴグ

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