木曜日, 5月 14, 2009

08/09第33週プレミア~ウエストハムvsリバプール





リバプールが優勝へ望みをつなぐ ジェラードは2ゴールの活躍
2009年5月10日(日) 12時14分 スポーツナビ

 9日にアップトンパーク(ウェストハムの本拠地)で行われたイングランド・プレミアリーグ第36節、ウェストハム対リバプールの一戦は、前半から主導権を握ったリバプールが最後まで攻撃の手を緩めることなく、3-0で快勝した。

 シャビ・アロンソをけがで欠くリバプールのベニテス監督は、中央にマスチェラーノとルカス・レイバを起用した。そのリバプールがシャビ・アロンソの不在を感じさせない試合展開で前半から優位に試合を運んだのに対し、ウェストハムはGKレイナの守るゴールをほとんど脅かすことができなかった。

 リバプールは開始早々の2分、フェルナンド・トーレスの長いスルーパスから、抜け出したジェラードが、飛び出した相手GKをかわして先制ゴール。38分にはウェストハムのボアモルテが自陣ペナルティーエリア内でトーレスを倒してしまい、リバプールにPKを与えてしまった。ジェラードが蹴ったPKは一度はGKグリーンに阻まれたものの、こぼれ球に走り込んだジェラードが再び押し込んで、リバプールが2点目を奪った。
 対するウェストハムは、リバプールの守備陣のミスからディ・ミケーレがゴール前まで攻め込みGKレイナと1対1になったが、ペナルティーエリア内で体勢を崩して転倒。ディ・ミケーレはPKを要求したが、主審はこれをシミュレーションと判断し、ウェストハムは決定的なチャンスを逃した。

 後半に入るとリバプールは守備を固め、トーレス、カイト、ジェラードのスピードを頼りにカウンターを狙った。すると、これが功を奏しカイトが決定的なチャンスを迎えたが、ここはGKグリーンの好セーブに阻まれてしまった。
 リバプールの最後のゴールは、トーレスに代わって72分から途中出場したバベルが生み出した。84分、バベルが頭で押し込んだボールはGKグリーンにはじかれたが、これを自ら蹴り込んで3点目。そのまま試合は終了し、3-0でリバプールが快勝した。

 この勝利により、リバプールはマンチェスター・ユナイテッド(マンU)を得失点差で上回り暫定で首位に立った。そして、10日に行われるマンU対マンチェスター・シティのダービーマッチ、そして13日に行われるウィガン対マンUの2試合の結果を待つことになった。



2009年5月9日(土)
キックオフ 25:30 (現地時間 17:30)/会場:アプトン・パーク(ロンドン)/主審:アレン・ワイリー

ウェストハム・ユナイテッド 0 (0-2/0-1) 3 リヴァプール

(得点)
リバプール:ジェラード(前半2分、前半38分)、バベル(後半39分)


ウェストハム・ユナイテッド
GK 1 ロバート・グリーン
DF 2 ルーカス・ニール
DF 3 エリタ・イルンガ
DF 15 マシュー・アプソン
DF 30 ジェームズ・トムキンス
MF 13 ルイス・ボア・モルテ 後半35分
MF 14 ラドスラフ・コヴァチ
MF 16 マーク・ノーブル
MF 46 ジュニア・スタニスラス 後半14分
FW 25 ディエゴ・トリスタン
FW 32 ダヴィド・ディ・ミケーレ 後半25分
(控え)
MF 31 ジャック・コリゾン 後半14分
FW 33 フレッド・シールズ 後半25分
MF 35 ジョシュ・ペイン 後半35分
5 ワルテル・ロペス
10 サヴィオ・ヌセレコ
18 ジョナサン・スペクター
24 ヤン・ラストゥフカ




リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 12 ファビオ・アウレリオ 後半9分
DF 17 アルバロ・アルベロア
DF 23 ジェイミー・カラガー
DF 37 マルティン・シュクルテル
MF 8 スティーヴン・ジェラード
MF 15 ヨシ・ベナユン 後半37分
MF 20 ハビエル・マスチェラーノ
MF 21 ルーカス
FW 9 フェルナンド・トーレス 後半27分
FW 18 ディルク・カイト
(控え)
DF 22 エミリアーノ・インスーア 後半9分
FW 19 ライアン・バベル 後半27分
DF 2 アンドレア・ドッセーナ 後半37分
1 ディエゴ
4 サミ・ヒューピア
24 ダヴィド・エヌゴグ
27 フィリップ・デゲン

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