火曜日, 3月 24, 2009

08/09第27週プレミア~リバプールvsAヴィラ


リバプール、ジェラードのハットトリックを含む5得点で圧勝
2009年3月23日(月) 11時56分 スポーツナビ

 22日にアンフィールドで行われたイングランド・プレミアリーグ第30節、リバプール対アストン・ビラの一戦は、ジェラードのハットトリックを含む大量5得点を奪ったリバプールが5-0で圧勝した。この勝利で、首位マンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差をわずか1ポイントまで詰め、単独2位に浮上した。

 2節前までマンUに7ポイントの差をつけられ、優勝争いから脱落したかに見えたリバプールだったが、前節でマンUとの直接対決を制すと、今節もライバルの自滅で一気に優勝戦線に戻ってきた。約4年ぶりとなるマンUのリーグ戦2連敗とリバプールの快進撃で、プレミアリーグは俄然(がぜん)活気を帯びてきた。

 攻撃陣が好調のリバプールは8分、ジェラードのFKをシャビ・アロンソがヘッドで合わせると、ボールはクロスバーを直撃。これをカイトが豪快に蹴り込み、リバプールがアストン・ビラの出はなをくじく先制点を挙げた。
 33分には、GKレイナからのロングキックをリエラがダイレクトでゴールにたたき込み、リバプールはリードを2点に。さらに40分には、ペナルティーエリア内でリエラが倒されPKを得ると、これをジェラードが落ち着いて決め、リバプールは前半だけで早くも3点をリードし、アストン・ビラを圧倒した。

 ジェラードは50分にもFKをグラウンダーのシュートで直接ゴール右隅に流し込むと、65分にはGKフリーデルのトーレスに対するファウルで得たPKも決めてハットトリックを達成した。GKフリーデルはこのプレーでレッドカードを提示され退場したが、もはや試合の決着は付いていた。安全圏である5点のリードを手にして、これ以上無理をする必要がなくなったリバプールは余裕を持って残り時間を使い切り、そのまま5-0で圧勝した。

 この結果、リバプールは首位マンUに勝ち点1ポイント差に迫ったが、マンUは延期されているポーツマスとの未消化試合を残しており、まだアドバンテージがある。しかし、チャンピオンズリーグではレアル・マドリーを、リーグ戦ではマンUを大差で破り波に乗るリバプールは、確実に首位マンUにプレッシャーをかけている。

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意外や意外 ジェラードがプレミア初ハット
2009年3月24日(火) 7時5分 スポーツニッポン

 イングランド・プレミアリーグ第30節の3試合が22日に行われ、前節3位リバプールがアストンビラに5―0で大勝し、首位マンチェスター・ユナイテッドに勝ち点1差の2位に浮上した。主将のイングランド代表MFスティーブン・ジェラード(28)がリーグ戦では自身初となるハットトリックで3連勝に貢献。19季ぶりの優勝に望みをつないだ。

 後半20分、ジェラードがゴール右隅へとどめのPKを決めた。スコアは5―0。リーグ戦では初の1試合3得点だ。2得点した10日の欧州CL・Rマドリード戦、同点弾を決めた14日のマンチェスターU戦に続いて3戦6得点。勢いを象徴する主将の活躍で、リバプールがマンUに肉薄した。

 「リーグ初のハットトリックは特別だけど、勝ち点3の方が重要だよ」

 流れを決めた前半40分のPKに続き、後半5分にはゴール左前20メートルのFKから横に流したボールをゴール右隅へ決めた。2点がPKとあって偉業には控えめだった背番号8だが、チームが得た手応えには大きくうなずいた。欧州CL出場権を狙うアストンビラを5得点で粉砕。消化試合数が1試合少ないマンUが依然有利ながら、2試合で勝ち点差を7から1とした。「重圧をかけ続けてマンUの取りこぼしを待つ」と話す司令塔には理想的な展開だ。

 視界にちらつく19季ぶりのリーグ優勝。生え抜きの主将として思い入れは強い。05年夏にチェルシーからオファーを受けたが「リバプールで勝ちたい」と残留。例年欧州CL出場権が懸かる4位争いが定位置だったチームを、今季は優勝争いに踏みとどまらせてきた。

 強烈なミドルや2列目からの飛び出しで見せる得点力は以前から定評があったが、この日の3得点で自己最多のシーズン13得点を記録。得点ランク2位に浮上した。トップ下から豊富な運動量で時には守備にも回り、輝きを増した存在感はFIFA最優秀選手3回の元フランス代表MFジダン氏から「世界最高の選手。メッシやロナウドほど注目されないが、エンジンとしてチームを支え、周囲に自信と落ち着きを与える。これは生まれつきの才能」と絶賛された。

 「ゴールを狙う意識は常にあるけど、個人の賞はいま語るべきものではない」とジェラード。頼りになる主将に率いられたリバプールが、マンU独走に待ったをかけた。

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リバプール・ジェラード、無罪祝う3連発
2009年3月24日(火) 7時51分 サンケイスポーツ

 イングランドプレミアリーグ・リバプールのイングランド代表MFジェラードが“祝無罪”のハットトリック。22日のアストンビラ戦で2-0の前半40分にPK、さらにFKとPKで2点を奪い、5-0の大勝に貢献した。昨年末に暴行容疑で逮捕されたが、今月20日に嫌疑なしとの結論が出たばかり。チームも首位のマンチェスターUに勝ち点差1とし、ジェラードは「大目標を視界にとらえた」と逆転優勝を意識した。

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リバプール大勝で逆転Vに望み/プレミア
2009年3月24日(火) 10時7分 日刊スポーツ

<プレミアリーグ:リバプール5-0アストンビラ>◇22日◇リバプール
 リバプールが大勝した。イングランド代表MFスティーブン・ジェラード(28)がプレミアリーグ初のハットトリックを記録すれば、GKペペ・レイナ(26)はクラブ歴代最短となる197試合目で100完封を達成した。2位に浮上し、首位マンチェスターUとの勝ち点差を1に詰めた。
 ジェラードが4ゴールに絡み、逆転Vに望みを残した。前半8分にFKキッカーとして先制点の起点となると、同40分にPKからチーム3点目を奪った。後半5分にはFKのサインプレーからミドルシュートを、同20分には再びPKを決めてハットトリック。首位マンUに勝ち点1差とし、「相手は残り試合に全勝する力がある。プレッシャーをかけ続けることが重要だ」と話した。


2009年3月22日(日)

キックオフ 25:00 (現地時間 16:00)/会場:アンフィールド・ロード(リヴァプール)/主審:マーティン・アトキンソン

リヴァプール 5 (3-0/2-0) 0 アストン・ヴィラ

(得点)
リバプール:カイト(前半8分)、リエラ(前半33分)、ジェラード(前半40分、後半5分、後半20分)


リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 12 ファビオ・アウレリオ
DF 17 アルバロ・アルベロア 後半32分
DF 23 ジェイミー・カラガー
DF 37 マルティン・シュクルテル
MF 8 スティーヴン・ジェラード 後半35分
MF 11 アルベルト・リエラ
MF 14 シャビ・アロンソ 後半21分
MF 18 ディルク・カイト
MF 20 ハビエル・マスチェラーノ
FW 9 フェルナンド・トーレス

(控え)
MF 21 ルーカス 後半21分
DF 5 ダニエル・アッガー 後半32分
FW 24 ダヴィド・エヌゴグ 後半35分
1 ディエゴ
2 アンドレア・ドッセーナ
4 サミ・ヒューピア
31 ナビル・エル・ザール




アストン・ヴィラ
GK 1 ブラッド・フリーデル(退場:後半19分)
DF 2 ルーク・ヤング
DF 15 カーティス・デイヴィス
DF 20 ナイジェル・レオ・コーカー 後半20分
DF 24 カルロス・クエジャル
MF 6 ギャレス・バリー
MF 7 アシュリー・ヤング
MF 8 ジェイムス・ミルナー
MF 19 スティリアン・ペトロフ
FW 10 ジョン・カルー 後半44分
FW 18 エミール・ヘスキー 後半13分

(控え)
FW 11 ガブリエル・アグボンラホー 後半13分
GK 22 ブラッド・グザン 後半20分
MF 26 クレイグ・ガードナー 後半44分
14 ネイサン・デルフォーネソ
16 ザット・ナイト
17 ムスタファ・サリフ
21 ニッキー・ショリー

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