金曜日, 3月 13, 2009

欧州CLジェラード2発! リヴァプールがレアルを粉砕


2009年3月11日(水) 9時19分 ロイター

[リバプール(英国) 10日 ロイター] サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は10日、各地で決勝トーナメント1回戦の第2戦を行い、リバプール(イングランド)が本拠地でレアル・マドリード(スペイン)に4―0で大勝。2試合合計5―0で準々決勝進出を決めた。
 リバプールは前半16分にフェルナンドトレスが先制ゴール。その後、欧州戦通算100試合目の出場を果たした主将のジェラードが2ゴールを決めると、試合終了間際にドッセーナが加点した。

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ジェラード2発! リヴァプールがレアルを粉砕/CL
2009年3月11日(水) 11時43分 ISM

 チャンピオンズリーグ(以下CL)は現地時間10日、決勝トーナメント1回戦セカンドレグの4試合が行なわれ、リヴァプール(イングランド)はF・トーレスの先制弾やジェラードの2ゴールなどで4対0とレアル・マドリー(スペイン)に大勝し、2試合合計スコアでも5対0としてベスト8進出を決めた。ロイター通信が伝えている。

 本拠地、アンフィールドにレアル・マドリーを迎えたリヴァプール。敵地で1対0のリードを奪っているとはいえ、序盤から攻めの姿勢を崩さず、レアルゴールに襲いかかる。立ち上がり、F・トーレスが切れ味のいい反転から鋭くゴールを狙えば、マスチェラーノも惜しいシュートを放つ。これらはレアルGKカシーリャスの好セーブで阻まれたが、満員のアンフィールドが歓喜にわくまで時間はかからなかった。

 16分、リヴァプールのプレッシャーがレアルDFペペとカンナヴァーロのミスを誘い、ボールを奪ったF・トーレスが先制のネットを揺らす。28分にはレアルDFエインセにハンドがあったとしてPKを獲得。当たったのは肩にも見える厳しい判定だったが、これをジェラードが確実に沈め、試合を決定づけた。

 後半に入っても、攻勢を緩めないリヴァプールは、47分、バベルのクロスからジェラードがハーフボレーを叩き込む。さらに88分にもドッセーナのゴールを加えて4対0。2試合合計スコア5対0でリヴァプールが準々決勝へ駒を進めた。

 勝ったリヴァプールのベニテス監督は、「こんなスコアは予想もしなかった。レアルとやるとなれば、誰もが厳しい戦いを予測するものだ。だが、今日の我々は、本当に素晴らしいプレーができた。アウェイ戦でもファンタスティックな試合ができたけれど、我々がまた違ったやり方でもやれることを見せられた」と満点をつける。

 CL通算100試合出場を大勝で飾ったキャプテンのジェラードも『スカイスポーツ』のインタビューに、「今季最高に近い内容だった。とくに最初の30分間は素晴らしかった」と話していた。

 一方のレアルは、CLではここ5シーズンで4度目のベスト16敗退。スコアも1989年にミラン(イタリア)相手に喫した0対5以来の記録的な大敗となった。このレベルのゲームは小さな差で決まると話したラモス監督は、「序盤に喫した2点は、どちらも疑問が残る。1失点目はファウルを受けていたはずだし、PKも微妙だった」と判定に不満をぶつける。とはいえ、「リヴァプールから流れを奪い返そうと試みたが、今夜の彼らは素晴らしすぎた。勝利にふさわしいチームだ」とさすがに相手の出来を称えていた。

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リバプール8強!レアルに4発/欧州CL
2009年3月12日(木) 7時52分 サンケイスポーツ

 欧州CL決勝T1回戦第2戦(10日=日本時間11日、英国・リバプールほか)4季ぶりの優勝を狙うリバプール(イングランド)は、イングランド代表MFスティーブン・ジェラード(28)の2ゴールなどでレアル・マドリード(スペイン)に4-0で快勝。2戦合計得点を5-0とし、準々決勝に進出した。レアルはクラブ史上最多得失点差で、5季連続で8強入りを逃した。昨季準優勝のチェルシー(イングランド)、ビリャレアル(スペイン)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)も準々決勝に進んだ。

 主将のジェラードが2発を決めて、リバプールが強敵レアルに4-0大勝。2試合合計5-0で準々決勝進出を決めた。

 「オレたちは最高だったね。みんな大喜びさ」

 ジェラードもホームでの活躍を自画自賛。口火を切ったのはエースのスペイン代表FWFトーレスだ。前半16分に先制ゴールを挙げると、今度は主将自らが火を噴いた。同28分にまずPKを決め、ハーフタイム直後の後半2分、自身2点目をレアルのゴールにたたき込んだ。最後はDFドッセーナがダメ押しの4点目。強豪レアルに、同クラブの大会史上最多失点の屈辱を味わわせた。

 「自分の記録なんかどうでもいいよ。大事なのはチームが勝ったことだ」。主将らしくそう話したジェラードは、この一戦で欧州での通算100試合出場も達成した。昨年12月28日、同じく自らの2ゴールでニューカッスルに大勝後、英サウスポートのパブで仲間と祝杯を挙げた際、一般客と乱闘となり、地元警察に身柄を拘束、起訴後に保釈される不祥事を起こした。この日は自らの足で名誉挽回(ばんかい)を図った格好だ。

 「われわれは欧州ナンバーワンのチーム。レアルのような偉大なクラブにこんな試合が見せられて本当にうれしい」。指揮官のベニテス監督も胸を張った。現在、プレミアリーグでも首位マンチェスターUを2位で猛追中。大きな勝利で一気に波に乗る。



2009年3月10日
キックオフ 28:45 (現地時間 19:45)/会場:アンフィールド・ロード(リヴァプール)/主審:フランク・デ・ブレーケレ

リヴァプール 4 (2-0/2-0) 0 レアル・マドリード

(得点)
リバプール:トーレス(前半16分)、ジェラード(前半28分、後半2分)、ドッセーナ(後半43分)


リヴァプール
GK 25 ホセ・マヌエル・レイナ
DF 12 ファビオ・アウレリオ
DF 17 アルバロ・アルベロア
DF 23 ジェイミー・カラガー
DF 37 マルティン・シュクルテル
MF 8 スティーヴン・ジェラード 後半28分
MF 14 シャビ・アロンソ 後半15分
MF 18 ディルク・カイト
MF 19 ライアン・バベル
MF 20 ハビエル・マスチェラーノ
FW 9 フェルナンド・トーレス 後半39分

(控え)
MF 21 ルーカス 後半15分
MF 26 ジェイ・スピアリング 後半28分
DF 2 アンドレア・ドッセーナ 後半39分
1 ディエゴ
4 サミ・ヒューピア
24 ダヴィド・エンゴグ
34 マーティン・ケリー




レアル・マドリード
GK 1 イケル・カシージャス
DF 3 ペペ
DF 4 セルヒオ・ラモス
DF 5 ファビオ・カンナヴァーロ 後半19分
DF 16 ガブリエル・エインセ
MF 8 フェルナンド・ガゴ 後半32分
MF 10 ウェズリー・スナイデル
MF 11 アルイェン・ロッベン 後半0分
MF 39 ラサナ・ディアッラ
FW 7 ラウール
FW 20 ゴンサロ・イグアイン

(控え)
DF 12 マルセロ 後半0分
MF 23 ラファエル・ファン・デル・ファールト 後半19分
MF 14 グティ 後半32分
9 ハビエル・サビオラ
21 クリストフ・メッツェルダー
22 ミゲル・トーレス
25 イェルジー・ドゥデク

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