6月11日(水)日本時間27:35~
スイス 1-2 トルコ
終了間際のロスタイムにトゥランがゴールを決め、トルコが共催国スイスに逆転勝利し、グループAの突破に望みをつないだ。
一方、敗れたスイスは大会からの敗退が決定した。
豪雨
お互いに第1戦を落として迎えたバーゼルでの第2戦、前半は豪雨に見舞われるなか、スイスが優勢に試合を進めた。
開始32分、雨の力も借りてハカン・ヤキンが先制ゴール。
対するトルコは、今季フェネルバフチェSKでも途中交代での活躍が目立ったセミフ・シェンテュルクが、後半から登場すると57分に同点ゴール決める。
試合はそのまま引き分けに終わるかと思われたが、ロスタイムにトゥランが劇的な決勝ゴールを決め、トルコが逆転勝利を収めた。
これでトルコは、15日のチェコ戦に勝てばグループ突破が決まる。
一方、敗れたスイスはグループ4位が確定してしまった。
新たな攻撃陣
スイスは開幕戦でひざの靭帯(じんたい)を負傷したアレクサンダー・フライだけでなく、マルコ・シュトレラーの鼠蹊(そけい)部のケガも思っていたより深刻で、
前線はデルディオクとハカン・ヤキンのトルコ系スイス人選手の2トップが先発した。
ヤキンの先制ゴール
その3分後、スイスが天気の力も借りて先制ゴールを決める。
右サイドに送られたロングボールにデルディオクが追いつくと、GKボルカン・デミレルを交わして中央へ送る。
ボールは雨の影響によりゴールの目の前で止まり、真っ先に反応したハカン・ヤキンがネットを揺らした。
同点弾
トルコは後半から、セミフとトパルをピッチに送り出した。
左サイドからカフベジがクロスを上げると、セミフが頭で合わせて試合を振り出しに戻した。
終盤の攻防
スイスは途中出場のフォンランテンが活発な動きを見せ、インラーのチャンスをお膳立てするも、ゴールにはつながらない。
反対にトルコは、シャンルのクロスにカフベジが飛び込むも、あと一歩届かなかった。
試合は終盤を迎えオープンな展開となり、両チームに決勝点のチャンスが訪れた。
トルコのGKデミレルが、途中出場のカバナスとインラーのチャンスを立て続けに止め、スイスのチャンスを阻止する。
すると、最後に笑ったのはトルコだった。
アルダ・トゥランがドリブルで持ち込み、ペナルティーエリアの端からシュートを放つと、パトリック・ミュラーに当たってそのままスイスのゴールに吸い込まれた。
☆先制点を決めたヤキンはスイスリーグ得点王
同点ゴールを決めたセミフもトルコリーグ得点王
スイス
1 ディエゴ・ベナリオ
3 ルドビク・マニン
4 フィリップ・センデロス
5 シュテファン・リヒトシュタイナー
8 ギョクハン・インラー
10 ハカン・ヤキン85
12 エレン・デルディオク
15 ゲルソン・フェルナンデス76
16 トランクイロ・バルネッタ66
19 ファロン・ベーラミ
20 パトリック・ミュラー
控え選手
18 パスカル・ツーバービューラー
21 エルディン・ヤクポビッチ
2 ヨハン・ジュルー
6 ベンヤミン・フッゲル
7 リカルド・カバナス76
13 シュテファン・グリヒティング
14 ダニエル・ギガックス85
17 クリストフ・シュピヒャー
22 ヨハン・フォンランテン66
23 フィリップ・デゲン
監督: ヤコブ・クーン
トルコ
23 ボルカン・デミレル
2 セルべト・チェティン
3 ハカン・バルタ
7 メフメト・アウレリオ
8 ニハト・カフベジ85
10 ギョクデニズ・カラデニズ46
11 トュメル・メティン46
14 アルダ・トゥラン
15 エムレ・アシュク
17 トゥンジャイ・シャンル
22 ハミト・アルトゥントップ
控え選手
1 リュシュトゥ・レチベル
12 トルガ・ゼンギン
4 ギョクハン・ザン
5 エムレ・ベロゾール
6 メフメト・トパル46
9 セミフ・シェンテュルク46
13 エムレ・ギュンゴル
16 ウグル・ボラル
18 カズム・カズム85
19 アイハン・アクマン
20 サブリ・サリュオール
21 メブリュト・エルディンチ
監督: ファティ・テリム
木曜日, 6月 12, 2008
グループA:スイスvsトルコ
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